使い切れない回数券
JR各線が夏休みや冬休みなどに発売している青春18きっぷと言うのをご存知な方も多いと思います。あのきっぷ、5枚つづりなので往復使用すると1枚余るというとても微妙な構成になっています。そのためか使用済みで最後の一回分が残っているものなどはヤフオクやメルカリなどで販売する人が多いと聞きます。また3回くらい未使用分が残っているものを同じくヤフオクやメルカリで購入してお使いになる方も多いとのこと。
意外と高い使いかけ
不思議なことに通常の中古品は新品より価格が安いはずなのですがヤフオク、メルカリの青春18きっぷの使いかけはどういうわけか1回あたりの使用料に対しての中古価格は「高い」のです。これを利用して旅行する学生さんたちも多いのかもしれませんね。
割引システム?
世の中には「学割」と言われるものや「雨の日割引」などという割引がありますね。お店側もあれこれと思案を重ねての集客になっていると思います。同じような割引システムにはモーニングと言われる喫茶店、カフェのサービスもあります。現在では日本中に広まったモーニングサービスですが一説によるとこのモーニングサービスは名古屋が発祥と言われ、確かに名古屋では朝方近所のカフェに出かけてコーヒーとトーストを楽しむ方が多いように感じます。
理由は後付け
さて、話を戻して青春18きっぷといえばいわゆる「貧乏旅行」の代名詞のように言われていますが、観光客を集客したい場合はこの青春18きっぷがとても有効に使えることになることにお気づきでしょうか?
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JRの各駅停車と一部急行、JRバスの一部が乗り放題ということはJRローカル線が通っている各線周辺にはこの青春18きっぷを持った乗客が現れる可能性があることを意味します。このお客さんたちに「青春18きっぷ」を見せると割引(サービス)があることをネット上で拡散するわけです。近年のネット環境の拡充から当然あっという間に知名度は上がるでしょうしそれに伴い地元を訪れる観光客が増えれば一石二鳥。しかも青春18きっぷはJRが勝手に販売から広報まで行ってくれています。それに便乗してしまおうということですね。
利用期間中に!!
通常期であれば学生さんなどが訪れることがない地方であってもこう言ったイベントを合わせたお得なプランがあれば必ずそこにはチャンスが生まれます。また「勝手に」相乗りしている企画なのでお客様にとっても別段負担はなく知っている人だけが得する企画です。
ぜひ一度「相乗り企画」を考えてみてくださいね。