雨のジンクス
夏が過ぎて少しずつ暑さが緩んで参りましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?不思議なことに日本人は天気で心が左右されることが多いようですね。とりわけ雨には弱く、雨天の売上が激減することは商売関係では通例となっているようです。これが連休の時期に雨となるとリゾートは致命的で、意外なことに地元のパチンコ屋さんなどが稼げてしまうことになったりします。海外も影響はありますが水に濡れることに対して抵抗が少ない文化のせいか、アミューズメントパークの乗り物などは海外では水に濡れる方が評判が良かったりします。
雨の見所
さて、雨でも負けない地元のPRと言えば「紫陽花」ですが鎌倉などでは雨の中の紫陽花がとても人気があります。古刹などで目にする雨の中の紫陽花は筆舌為尽くし難い風情があり、見られる時期が限られているために熱烈なファンも多いようです。古刹などはお盆後お彼岸前の比較的仏事が少ない時期もあり境内の手入れも行き届いたいい時期であると言えるでしょう。
雨の〜
この「雨の〜」と言うのをたくさん探してみることを提案してみたいと思います。あちこちで見かけるものではありませんが雨の中で見ると風情があるものを探すと言うことですね。一例を挙げれば「竹林」です。竹林の九月雨などはとても風情があります。外国人の評判も良く、その凛とした佇まいから初秋に合う良いイメージが溢れています。同時に風に揺れて雫の落ちる様は日本人ならではの侘び寂びを感じることが出来るのではないかと思います。
様々にイベント化
こう言った時期に上手にマーケティング出来ると言うことはどんな時期でもマーケティング出来ると言うことを意味します。雨の京都や雨の鎌倉などはすでにそのブランディングが出来上がっているために鉄道会社なども上手にそのイメージを使ったPRを行なっていますね。特別列車や記念切符など様々なコーディネートが可能であると思います。同じことが実はバス会社や札所巡りなどにも応用出来ることにお気づきでしょうか?
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近付く十五夜
また雨ではなくとも間もなく訪れる十五夜なども良いイベントに出来ると思います。月を愛でるのはやはり中秋の名月をイメージさせる秋口が良いわけで、今からPRすることで比較的話題性のあるイベントにすることが出来るのではないかと思います。団子作りやススキの刈り取りなどそのイベントの準備だけでも楽しいものです。地元の子供たちに手伝いをお願いして地元のPRに励んで頂けたらと思います。