ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

お金の使い道

約3分
お金の使い道

言いにくいこと

これは少し問題のある投稿になるかもしれません。と言うのも現在予算と言われて使われているお金の中にはかなり用途が微妙なものがあるというお話です。もちろん全てが開くと決めつけるつもりはありませんが、検討すると色々なものが見えてくると思います。ぜひ一度考えてみていただきたいと思います。

都会の朝市の件

 

以前地域おこしの一環で都内の朝市に出店されるイベントをお手伝いしたことがありました。そのイベントは二言目には「予算がない」というお話で、大前提がギリギリまで予算を削った運営を心掛けていたのを記憶しています。

 

働くのは地元の女の子

 

いざ蓋を開けてみると当日に来るわ来るわ、地元のおじさんたち。どうやら何がしかの予算の消化のためであった様子。地元の特産品の販売そっちのけでよそ様の美味しいものに舌鼓を売っています。そしてブースに戻ると「あそこのは不味い」「うちの方が安い」なんてことを大声でお話されています。ではブースは誰が運営していたかと言えばバイトに雇われた地元出身の東京在住の学生さんやOLさんたち。一生懸命売ってくれましたがそのあとの給料などについては怖くて聞けませんでした。

その後の予定

 

参考までにそのおじさん、おばさんたちに「本日の予定は?」と聞くとそのまま東京観光を行い夕方から屋形船に乗るとのこと。その際に売り子でお手伝いしてくれた東京在住の地元出身者の女の子が誘えないかという相談が聞こえてきます。最終的には何がいくら売れたかなんて言うのは大した問題ではなく、東京の視察という名の予算消化及び東京で羽根を伸ばすイベントになってしまっていたということでした。

売れる法則

 

辛辣ですが正直に言わせていただくなら、コストを削るならおじさんがブースの前に立つより女子大生や女子高生が立つ方が売れます。試食ですらその方が反響はいいのです。また同時に正確な計算が行われていれば想像以上にローコストで都心部での朝市出店は可能です。それを何かの予算の消化でおじさんたちが羽根を伸ばすために使ってしまうからいつまでたっても売れない製品ばかりが地元に山積みになってしまうのです。

 

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産学協同でも

 

同様に産学協同の名を借りて地方の比較的大きな企業さんも補助金や助成金、話題性のために開発を行い、前振りの話題性は新聞を賑わすほどでありながら実際は販売している姿を見たことすらないなんてことはザラにあります。大学生は単位がもらえればよく、学校と企業は補助金と助成金と予算がもらえて話題になればいい。そういった運営が普通にまかり通っていると言ってもいいでしょう。

そろそろ本気でふるさとを再生してみようと思いませんか?

About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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