ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

非常食の処分

約3分
非常食の処分

定期的な入れ替えが必要

非常食の期限が切れると新しい非常食と入れ替えになりますね。古いものは捨てられたりホームレスの人たちへの寄付になったりすることもあります。これはこれでいい使い方であると思うのですが、これを使って美味しい非常食の試食会をやってみませんか?という提案です。通常では使用されることのない非常食であり保存食ではありますがその味の良し悪しから食べ方の学びまで意外な気付きがたくさんあると思います。

不謹慎?

 

非常食の処分を試食会にするなんて言うと「不謹慎」なんて声も聞こえてきそうですが、その反面として本当に非常食を使用しなければならない時に「どうやって使ったらいいかわからない」「調理法が不明」なんてことが起こらなくなります。また災害時でありながら美味しく食べられるということは大きな心の支えになりますし、その調理をしている姿は子供達にとってとても安心できるものです。なので是非とも賞味期限切れに伴う非常食の入れ替えには試食会を開催することをお勧めしたいと思います。

製造メーカーのメリット

また製造メーカーとしてはどうしたら美味しいし常食が作れるか?飽きのこない味とはどんな味付けか?年代別の好みや男女別の嗜好なども統計が取れます。また子供達に非常食を使った調理コンテストなどをさせることで非常食に対する馴染みを作り、非常食を日常食的に調理する方法を学ぶことができるのです。極端な話、火起こしから水汲み、飯盒炊爨など日常ではまずお目にかかれない経験が満載ではないかと思います。

アウトドア慣れする

 

以前、天災が起こると一番元気になるのは「アウトドア好き」であると言われていました。日常から休日にテントを張る練習をしているわけですから本番に強いも何もいつもの調子でテントを張ればいいのです。また救援物資が届くまでの間はまさにキャンプと同じような情景で火を起こし食事を作り、眠りにつくので違和感も少なくとても自然に救助を待つことができたのです。

 

知るのではなく体感する必要性

 

現代は3日もあれば救助が来ると言われているのでそこまでの差は起こらないかもしれません。しかし緊急時の対応を知っているのと知らないのでは雲泥の差ですし、実際に行動出来る出来ないの差はあまりに大きくその後の被災地生活に大きな格差を生み出してしまうでしょう。

スポンサーリンク

そういった意味でも地元の小学生や中学生のキャンプの際とかをうまく利用して「期限切れの非常食の使い方を学ぶ」経験をさせるのはとてもいい経験になると思います。

About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

Leave A Reply

*
*
* (公開されません)

CAPTCHA


スポンサーリンク

スポンサーリンク