ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

都会でのフィールドワーク

約3分
都会でのフィールドワーク

高校生の夏休み

地方の高校では夏休みに東京でフィールドワークをさせるのが流行っているようですね。
とてもいい企画だと思います。以前私が出店を手伝っていた六本木の朝市にも地方からきた高校生たちが出店をしていたのを見たことがありました。生産地や生産者のこだわり、どういう風に調理したら美味しいとか、それを高校生くらいの年代から考える習慣を持つというのはとてもいい経験になると思います。

Twitterより

実は知り合いの高校生が遠方からこの夏フィールドワークで東京に来て都内の美味しいつけ麺屋さんの画像をツイッターに上げていました。正直地方にも美味しいラーメン屋さんはありますが都内は同じような店がたくさんあるのでラーメン一つとっても選択肢が多いですね。その迷える感がとてもいい気分になれるのではないかと思いました。

 

稼ぎ方と使い方

 

この地元の特産品を都内まで持ち込むこと、都会の人にどうやったら売れるか?考えること、美味しい調理法や様々な食べ方など伝えられることはたくさんあります。しかしそれだけではなくそこで稼いだお金をどう使うか?どんな場面で使うか?それを体験するのも都会では参考になります。例えば地元で食事をとるとなると家で作れるものが大半ですが都会だと食べに行く、買ってきて食べる、買ってきたものに一手間かけて食べるなど様々な食べ方が可能です。なので一番おいしいものや珍しいものなどその時々の旬の食べ物や食べ方が想定できます。ただ単に美味しいだけではなく景色がキレイだったり、珍しい調理法だったり、このようなお金の使い方を学ぶという点においてもフィールドワークは効果的な学習になるということが想像できますね。

先輩の声

 

私はこれに加えること、地元出身の都会で頑張っている人の話を聞くというのがとてもいいと思っています。実際に地方から出てきて叩き上げで社会の一線で活躍するには大きな覚悟も必要ですしそれに見合った結果を残して来ないと出来ないことです。それをやってのけた人たちの話を聞くことで高校生たちの進路において単なる「就職か?進学か?」以外の選択が見えてくるのではないかと考えています。

 

スポンサーリンク

人生のターニングポイント

 

大人たちが思うより子供たちが都会で観る風景にははるかに大きな刺激と気付きが存在します。もちろん危険が伴うこともあるでしょうし、管理運営する立場の先生方はとてもご苦労だと思います。とは言えこの都会でのフィールドワーク、修学旅行と並んで今後進化の余地が大きいイベントの一つであると断言します。

About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

Leave A Reply

*
*
* (公開されません)

CAPTCHA


スポンサーリンク

スポンサーリンク