ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

移動販売を復活させませんか?

約3分
移動販売を復活させませんか?

人口激減の限界集落

少し前に軽トラマーケットのススメという記事を書きましたが本日はその応用編です。
現在人口が激減中の日本ですが限界集落の人口減少ぶりは筆舌し難いレベルです。独居老人は当たり前ですしその管理方法なども考える本人がすでに老人だったりします。ネットを使った連絡方法も検討されていますがその操作方法もありなかなか難しい部分でもあります。一部では宅急便や郵便、生協などが個別の配達物を届けがてら消息確認を行っているようですが、それでも限界があり自ずとその回数も疎かになってしまっています。

以前は

 

以前地方の寒村では移動式の車での販売が行われていた時代がありました。食品などは何でも売ってる地元の売店が行っていましたが荒物、バケツとか洗面器、タワシなどを車で移動しながら販売している人がおりました。毎日来るわけではありませんが月に1〜2回巡回してくるのです。これを形を変えて復活させませんか?と言う提案です。

誰かがどこかで始めれば

 

今ではそもそもの食品ですらなかなか販売には来てくれません。地域の食料品販売店まで歩くのも億劫となれば自ずと引きこもることになりますし健康にもよくありません。なのでそう言った家の軒先を借りて車を止め販売を行うということですね。食料品もそうですが軒先で椅子とベンチを置いてカフェにするのもいいでしょう。集まる口実が出来れば自ずと人も活気が出ます。

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越えるべきハードル

問題といえば、難しいのはそのスケジュールです。事前に伝えておかなければなりませんし突然のことではただでさえ集まらない人がさらに集まりにくくなってしまいます。また販売する商品も必ずしも軽量である保証はなく、重量物である清涼飲料水やお酒などが多くなると販売する人も若者でないと肉体的に大変なことになりかねません。

学生の体験の場として

 

私はこう言った活動を学生のうちから体験させるのがいいのではないかと考えています。地域学習の一環としてお手伝いとして軽トラの助手席に乗り限界集落へ出向き軽トラ販売を行い、地元の高齢者がどういった環境で暮らしどういうことに悩み、将来自分たちの親や祖父母が直面する問題を若くして理解しておくと言うことに繋がるからです。その中から学生起業を行いスタートアップが出てくればさらに望ましい可能性が見えてきます。

その光景を中継したりすることで地元の交流がネットを通して行われ海外の人たちにも故郷が興味を持ってもらえるきっかけになるかもしれないのです。

About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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