ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

名前がブランド

約3分
名前がブランド

人名に価値がつく時代

現在、一人一人の知名度や活躍度に合わせて株のように売買が可能な価値をつけるシステムVALUと言うのが大きな話題になっています。ここからわかることは今後、個人個人の名前がブランドになっていくということですね。

価値の変遷

 

一例を挙げると日本酒の酒造メーカーが今まで「お酒の名前」がブランドでした。そして21世紀に入ることから「酒米」がブランドになっています。近年ではそれに加えることお酒を仕込む職人さんの「杜氏」さんがブランドになっています。「酒と向き合って〜年、当蔵の杜氏である〜の手から今世紀最高の酒が生まれる」なんてキャッチコピーが作られてきているわけです。

20世紀のネームバリュー

 

これ、実は20世紀の頃から少しずつ気配は見えていました。車好きの方はご存知かと思いますが日産の「スカイライン」という車を作った「櫻井眞一郎」さんはやはり完璧なブランドとして自動車業界においては一流のステータスを持っていると言えるでしょう。本田宗一郎さんや松下幸之助さんも同じです。その名前というブランドがどんどんいろんな方面に広がって行っているということになりますね。

近年の流行「農家」

 

近年は自然農法の農家がどんどん有名になってきています。20世紀であればまずありえません。トンデモなく高い値段で取引される野菜や果物を作ったとしてもせいぜいNHKニュースと農業新聞に載る程度で普段は本当に「地元のおっちゃん」であったはずです。それが今では本は書く、テレビは出る、日本中で講演会は行うという状況で一体本業の農業はいつやられているのかと思うほどですね。でもそれくらいブランドになってきているということなのです。

高校生がブランド?

 

今後はその名前のブランド化がもっと加速するでしょう。地元の女子高生が仕込んだ味噌とか地元のイケメン高校生が栽培した大根とか、それはもう多岐に渡っていくはずです。逆に言えばそう言ったステータスを生み出せないとどんなにいいものを作っていても勝負が厳しくなっていくこということになりますね。

 

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今までのブランドであった原材料、原産地、仕込み(生産)に加えること「人」これが揃った時、世界規模でのマーケティングがとても楽になっていくことがわかると思います。世界各地から「〜さんの作った〜が欲しい」と言われる時代が来るかもしれないということですね。同時にそれは世界規模のマーケットを想定した時代を予見して行動してくださいということに他なりません。

 

About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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