ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

ボランティアに単位修得を

, …
約3分
ボランティアに単位修得を

アメリカでは常識

アメリカの一流校は必ず単位に程の際に出てくる話です。
学校での成績や出席日数以外にボランティアに参加した回数が成績に反映されるというものです。例えば飛び級をする際には必ず「ボランティアに参加した回数は?」と言う規定があります。

日本では少なく

 

日本ではボランティアという概念は少ないです。と言うのも地域の自治体や地元の市町村の結束が固く消防団からJA、婦人会など様々な形で地元への貢献が生活の中に組み込まれているケースが多いからです。子供達も大人の行動を見てそのまま大人になると同じように活動するものだと思っているのです。しかしながら近年、かなり地元に対する貢献の重要性が希薄になり美化デーや地域の運動会などはどんどん減少、または縮小の傾向にあります。人口減が元になっているかもしれないとはいえその深刻さはかなり大きなものであると言えるでしょう。

進化する大学

 

同時に近年、中高生から大学生を中心とした地域おこしが活性化しています。大学の場合、授業の中に地域おこしのカリキュラムがあったりゼミの一環として地域おこしを行うこともあり単位認定へのフィードバックが増えていってると言えるでしょう。産学協同やクラウドファンディングへの参入も増え地方の活性化を物心両面からサポートする体制になりつつあります。対して中高生はまだまだ単位認定への道のりは遠く課外授業の一環程度にしか思われていないように見えます。確かに部活動も「参加していた」「参加していない」のレベルでしか評定されていませんし全国大会でも行かない限りは大きく評価されることも少ないと思います。

貢献への単位認定

それを単位認定付きの授業と同レベルでの評価にしませんか?ということになりますね。これからの時代は単に募金とか寄付というレベルだけではなく休耕畑のメンテナンスや間伐材伐採、河川の草刈りなどチャンスはたくさんあると思います。またそういった活動を通して地元に必要な河川補修や道路改修などを子供達が自分の目で知ることができます。またその活動を通して「自分は普通科の高校生だけど農業に向いている」とか「工業系の高校生だけど林業に興味がある」とか地元の産業に興味を持つきっかけにもなります。

単に成績の一部をすげ替えるということにはならないとお分かりになるでしょうか?

地元の地域活性化のためにボランティアの単位修得を是非検討していただきたいと思います。

About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

Leave A Reply

*
*
* (公開されません)

CAPTCHA


スポンサーリンク

スポンサーリンク