ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

井戸掘り

約3分
井戸掘り

 

売り飛ばされていく水源地

 

ここ数年、水源地を外資に売ってしまう地主さんが増えているそうですね。固定資産税の優遇等がないまま水源だけの提供を求められているのであるならその選択も止む負えないと言うことなのでしょうがやはり水源はみんなのものですからなんとか政治と行政の力で保護してもらいたいものです。

さて、以前は井戸を掘ると言うのはとてもお金がかかりしかも時間と手間がかかるものでした。しかし今は道具も進化して浅井戸であれば一日で掘れてしまう時代になりました。正確に言うと掘る技術ではなくて水脈を探す方が難しいと言うことですね。

岩盤ボーリング

 

各市町村には岩盤のボーリング調査のデータがストックされている地区もありそのデータを借りることで水脈の調査に反映させることも可能です。しかしそれも100%ではないので最終的には掘ってみるしかないと言うことになりますね。

イベントとして

 

当然ですが1人で掘るとなるとかなりの力仕事です。しかも水が出なかったらかなり悲劇的な状況です。なので地元の人や少しは離れた都市部の人にボランティアでイベント化した井戸掘りを手伝ってもらうのはいかがでしょう?ボランティアの返礼として地元の美味しい農作物や手料理などを振るまい、代わりに井戸掘りを手伝ってもらうと言うことですね。秋口の収穫シーズンであればお土産の野菜くらい出せるのではありませんか?

緊急時の水源として

 

今は上水道完備が当たり前の時代ですが地震一発で断水と言う可能性もあります。また日照りが続き給水ダムが最低ラインを超えて給水制限がかかった時の緊急時の井戸として近隣で一つ掘っておくくらいの準備があっても良いと思います。真夏に給水車を待つことと比べたら一日の井戸掘りなんて楽なものでしょう。何かの時に困ることはないので。

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人の集まる場所として

 

昔は朝市などは水源の周りで行なわれることが多かったです。福井県大野市の七間朝市などはまさに大野城下の城下町に流れる水源周辺で行なわれています。また福岡県筑後市にある筑後船小屋の温泉地には街角の給水施設があります。ここも自由に人が集まり水を汲んでいけるようになっています。ここから解るように、水のあるところに人は集まっていたと言うことですね。だとしたら今でも水源の近くに人が集まる可能性があれば井戸があるメリットも大きいと言うことになりませんか?

井戸掘りイベント、緊急時の水源対策と合わせて地元のPRも可能な企画です。ぜひご検討頂けたらと思います。

About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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