ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

PRESSキットって作っていますか?

約3分
PRESSキットって作っていますか?

プレスリリースの必要性

地域おこしや町おこしをやっていると何か企画が実現される際に必ずプレスリリースを配信することをお勧めしています。それは内容を大きく告知することで様々なメディアに取り上げてもらうこともさることながらやはり集客を含めた無料の広告として理解してもらって構わないと思います。

場合によってはプレスリリースすら流さないなどというケースもありますがやはり大きな話題性にはプレスリリースをなしで乗り切るのは難しいものがあります。極めて有名かつ超人気の店舗さんなどが新製品等の発売でもするのであればプレスリリースなしでもメディアの取材が来てくれることもありますが基本的にプレスリリースは出すべきものであると理解しておいてください。

どこに送れば?

とはいえどこへ出せばいい?のかすらわからない人も多いと思います。なのでプレスリリースお送り先をいくつかご紹介しておきますね。素人が行うものとして簡単なのは各市町村役所や都道府県庁にある「記者クラブ」ですね。複数の新聞や地元ラジオ局などのプレスが入っていることも多いので1枚のファックスで同時に複数のメディアに告知することが可能です。

テレビ局、ラジオ局

 

次がテレビ局やラジオ局。これは「記者クラブ」とどう違うの?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが基本的に新聞であれば記事化するのは簡単です。と言うのも切り口が地元の話題で統一できるからです。しかしテレビやラジオの場合はどの番組のどのコーナーかを想定しないとプレスリリースをどこの部署に回せばいいのかすらわからないのです。以前あった相談で、経済番組に子供のおもちゃの新製品の告知を行うプレスリリースを出そうとしていたケースがありました。もちろん全力で阻止しました。そもそもその製品やその企画を紹介できるコーナーがないのにプレスリリースを出しても受け取る方は迷惑になりかねないのです。

PRESSキットの必要性

同時に是非やっていただいた方がいいことがあります。それがPRESSキットです。一般の企業さんやメディアによく登場する知名度がある方は一度は耳にしたことがあるかもしれませんがプレスリリースを流した後このPRESSキットを送付するのとしないのでは取材の中身が違います。

事前情報と参考情報

例えば市町村でいうなら小中高校の学生の在籍数、男女比、または年齢分布、男女比、地域別平均年収など地元を紹介してもらう上でこの情報を見てもらえると話が早いなと思われる情報を先にまとめておくのです。もちろん現代であればネット上のpdfファイルで構いません。取材申し込みが来たら添付ファイルで「参考情報です」という形で送っておくとメディアは取材の際に「そもそもこの地区の人口は?」とか「児童数は?」などと基本的な質問をしなくて済みます。その分企画や製品に対する質問をより深く取材してもらえるということになりますね。

これからの時代、企業だけではなく公共もPRESSキットをご用意いただくことを強くお勧めします。

About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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