ふるさとRe:Boot研究所

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外国人ユーチューバー

約3分
外国人ユーチューバー

外国人ユーチューバーの来日

 

先日外国人ユーチューバーが来日し鹿児島に滞在したことで話題になっていました。元はと言えば日本に来日していた留学生であったのですが、帰国後ユーチューバーとなり晴れて日本に再来日したという経緯がありました。フォロワー16万人、再生回数1000万回のユーチューバーが鹿児島をどんな風に紹介してくれるのか鹿児島の皆さんは興味津々であったようですが主に学校などを回り子供と交流しながら鹿児島の観光地を回り動画を配信していったようです。

 

なぜ外国人ユーチューバーがいいのか?

このマーケティングはとても興味深いと思います。というのも元々日本に来日していた経験があり日本が好きであるという背景を持った留学生がユーチューバーとなり日本をもっと知ってもらうため来日するわけです。しかもタイの言語は日本人でも使える人は多くないためにタイでの日本の観光案内は難しい可能性が高いわけです。それを元留学生がやってくれる。ストーリー的にもとても美しいですし、タイの人たちにとっても興味深いお話が紹介されるのではないかと思っています。

素人が行う広報

ネット社会全盛になった今は「口コミ」と呼ばれるものがとても重視される時代になりました。お客様の声も同じですね。となると広告にウエイトを置いて巨額の資金を投入する時代ではなくなっていくことが想像できるはずですね。「口コミ」や「お客様の声」は地元民以外から集める必要があります。外国人に発信するとなればそれをマルチリンガル化する必要も出てきます。その手間を考えると想像以上に大変なことであるというのもお分かり頂けると思います。それを元留学生の外国人ユーチューバーが紹介してくれるとなればその効率たるや軽く数倍以上のパフォーマンスになると思われます。

かつてはFacebookやインスタグラムで

2015年にあったケースをご紹介します。ストックホルムの高級ホテルであるノルディック・ライトホテルで行われたキャンペーンで「Facebook上で2000人以上の友達、若しくは10万人以上のフォローワーで無料、1500人の友達で15%オフ、1000人の友達で10%オフ、それに500人の友達で5%オフ」「インスタグラムにおいてもFacebookの割引特典と同じく2000人以上の友達若しくは、10万人以上のフォローワーで無料、1500人の友達で15%オフ、1000人の友達で10%オフ、それに500人の友達で5%オフ」というものがありました。

そのままYouTubeに置き換えて

今ならさながらそのSNS媒体をそのままYouTubeに置き換えてもいいかもしれません。2000人の友人に告知されるコストを考えると閑散期であれば十分に泊まってもらえる価値はあります。しかも外国人であれば言語の翻訳も必要ないまま記事にしてくれることからそのマフォーマンスはFacebookやインスタグラムより高いかもしれませんね。

これを単に動画公開ではなくユーチュバーのスキルを活かした動画編集を施して再生回数によって宿泊コストをディスカウントしたり場合によっては無料化したりすることで話題性が広がる可能性も高いですね。毎年宿泊して動画を配信してくれる外国人ユーチューバーは「観光特命大使」に任命してもいいくらいだと思います。

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About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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