ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

インバウンドマーケティング

約3分
インバウンドマーケティング

マーケティング的にはよく聞く言葉

 

地域おこし、町おこしにおいてインバウンドマーケティングが通常化している現在はその活用法が各所で問われる時代になってきています。地域おこし協力隊も同じですね。

そもそものインバウドマーケティングはオウンドメディアやSNSを通して自社製品を知ってもらったりお客様から見つけてもらうための目線がポイントと言われています。

アイドルの思考

 

先日某アイドルグループの総選挙が行われた際、ノミネートされた女性は「私を見つけてくれてありがとう」と答えていました。総勢400名以上の中から自分の実力だけで上がっていくには限度がある、それを彼女たちは嫌という程わかっているのでしょう。壇上に上がった瞬間、思わず出てしまった言葉なのかもしれません。しかしながらこれってインバウンドマーケティングと関係があるのが見えてきませんか?

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見つけてもらうための努力を考えた時、その他大勢に紛れない努力が必要です。それは無茶をすることだったり損するかのように見えることかもしれません。しかしその行動が善意に基づいていれば好感度は上がります。またそれがツイッターのようにリツイートが繰り返されいわゆる(バズる)話題に上ることが増えれば自ずとインバンドマーケティングとしては成功したことになります。

レーザー思考

インバウンドマーケティングのメリットは広告宣伝費を極小にすることや顧客に嫌われないことなどがあります。しかし限られたリソースの中で勝負をする以上ターゲットを絞り込む必要があります。万人ウケはどこにも届かないのです。思考でいうなら「レーザービーム」ですね。プレゼンの時に使う「レーザーポインタ」は出力でいうならわずか4w(ワット)程度です。裸電球の実に1/15程度しかありません。しかしあの「レーザーポインタ」が目に入ったら失明もし兼ねないパワーです。では裸電球と「レーザーポインタ」の違いはといえば「集中」しているか「分散」しているかの違いです。分散すると光源すら忘れられてしまいますが「集中」することで小さなパワーでも完璧に突き抜けることができるということになります。

タイムラグを効率的に活かす

よくインバウンドマーケティングは効果が出るまでに時間がかかると言われています。そのため資金投入量が大きい運営は途中で息切れを起こし続かなくなります。言い換えると広告宣伝費が少なくていいというより、効果がでるまで長い運営が必要なので資金が多量に必要なリソースにはエネルギーを投入できないということが見えてきます。

見つけてくれてありがとう

地元の女性たちが「私たちを見つけてくれてありがとう」と発信できるような町おこしを考えると面白いアイディアが見えてくるかもしれません。それは手書きの暑中見舞いだったりクリスマスカードかもしれません。目的はふるさと納税かもしれないし、観光客誘致かもしれません。そして目的通りふるさとのファンが増えて行った時口コミが生まれ本当のインバウンドマーケティングが成立したことになります。

About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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