ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

若い世代の活かし方

約4分
若い世代の活かし方

若い者は根性で育つと思っていた時代

昔は若い世代はこき使って根性を育てて地元の力仕事に狩り出そうなんて時代がありました。今はネットが広まり一日中家の中でも仕事が出来る時代になってしまいました。そのため若い子たちもインドア派、アウトドア派が自由に活躍できる時代になったと言えるかもしれません。言い換えれば今時「根性」だけで生きていくことを要求すること自体無理があるのではないかと思います。

簡単さが加速していく時代

 

例えばネット全盛の昨今で50万人の人の目に止まる広報って想像以上に簡単だと思います。つまりはバズらせる、炎上でもいいわけです。それを元に賛否両論出揃えば必ずしも叩かれ損にはならないからですね。その点、公共や教育機関などは炎上とかすると後の業務や作業に支障をきたしたり地元との兼ね合いが気不味くなったりするのでかなり神経を使うことになると思います。

どこでも働ける時代

 

現代はアウトソーシングが全盛です。派遣社員も通勤があるだけで実質アウトソーシングに近いかもしれません。(ただの雑用ではそうはいきませんが)ところが現在はクラウドワークという在宅で事務処理などを行ってくれる人が山のようにいます。子育てで家を出られないから自宅で内職代わりに事務処理をしてくれる人なども多いわけです。他にも家族の介護などがある方が自宅で仕事をできる環境が整いつつあると山奥にハンデはなくなりつつあるわけです。

高校生の進路相談

 

今までの高校生とかの進路相談は「就職しますか?進学しますか?」しか選択肢がありませんでした。しかし今は「創業しますか?」「結婚しますか?」など多岐にわたり選択が可能になろうとしてします。なぜなら高校生から創業するということはお金はないので不用意に多額の資金を投入したビジネスには手を出せない、つまりは倒産リスクの少ない運営をせざるおえない状況なわけです。しかもクラウドファンディングなどを使えば自分たちが開発した製品やサービスがどれくらいの可能性で社会から受け入れてもらえるのかを自分で効果測定できることになります。

「進路は結婚です!!」

 

結婚も同じく中学高校と恋愛関係を続けていれば6年間の付き合いです。お互いを知る期間としては十二分に長い時間を共にしているわけですね。しかもどの市町村も今では人口減で出産や結婚に対して補助を出すところも増えています。さらには就学前後の児童の国民健康保険を無料にしたり、そのハードルはどんどん下がりつつあります。そのためいきなり高校卒業→進学&結婚なんてこともあり得るわけです。

デュアルパーパス、マルチパーパス

 

今までであれば「生活はどうする?」とか「社会も知らないくせに」とか様々な言い訳がありました。しかし今は学業を続けながらクラウドワーキングで必要最低限の生活を賄うことも出来ます。都会に出るならシェアハウスもあります。昔なら地元出身の縁故を辿って住み込みさせてもらったり親御さんが爪に火を灯すような思いで仕送りを続けたのですが今ではその選択も自由な時代になってきているということなのです。

格差が減少?

 

地方でのクラウドワーキングは時間単価が安くてもそもそもの生活コストが安いので都会よりははるかに生活は行いやすいですし、生まれ育った地元であればその親や親類縁者も多くいるケースが多いので当然都会よりははるかに安い生活コストになるでしょう。

言い換えると都会に出たい子は出てもいいし、地元にいたいことは地元にいてもいい。もっと言うなら引きこもりでもプログラミングが天才的であれば山奥の超ローコストな環境でとてつもない高給を取りながら生活することも可能であると言えるのです。

農作業にも派遣?

クラウドワーキングが事務職ならスポットで農作業を頼むということもあっていいことです。むしろボランティアスタッフや現物支給など農業ならではの人材登用があってもいいのです。地元に残って農作業を行い「1日いくらで働きます。草刈り芝刈り庭の手入れ、掃除洗濯なんでもやります」なんて言う人がいてもいいということですね。

 

今後の進路指導は「インドア?アウトドア?」「都会派?地方派?」で決める時代になるかもしれません。

About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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