ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

何かを作るということ

約3分
何かを作るということ

職人の国日本

以前日本は「ものつくり」では世界一と言われていましたた。
精巧な製品を超高速で製造しその保証はどんどんと伸びていったものです。しかしその輝かしき栄光も今となっては過去のものとなってしまいました。その原因は金融。すべての融資に代表者の担保を取り付けそこから貸しはがしを続けた結果、薄利多売で素晴らしい製品を作っていた経営者は次々と倒れていきました。現在では品質無視の低価格な製品を中国に生産させ、その拠点は今後インド、アフリカへシフトしていくでしょう。技術で勝って金融で負ける。今の日本はまさにその状況なのです。今後はその展開が農業にまで及び、ますます日本は骨抜きになっていってしまうかもしれません。

金融機関の狙い

 

最近では信用金庫が地元の公立高校に融資を持ちかけその見返りに銀行口座の開設を行うという手法に変わってきています。(その代わりにクラウドファンディングなどは行わないほうがいいなどと考える教育者もいるようで)今まで行政や公共に口座を作ってもらえなかった金融機関はこういう方法を通して行政や公共に口座を開設する突破口を作ろうということですね。これは金融機関が直接金融を阻止し、マーケットのニーズを直接引き出せる機会を奪い取るものです。私は本来なら金融監督庁が監視するべき事案ではないかと考えています。

家族の仕事

 

本来の日本の技術は家内制手工業から始まっています。家族で行う「ものつくり」ですね。そのためコンパクトな運営とクイックな微調整が可能なとても効率的なシステムです。今経済的な面からの取り崩しにあった日本の「ものつくり」は産学協同などで復活を図っていますがまだまだその道のりは遠いように見えます。

農業の未来

逆に21世紀に入ってから日本の農業は世界進出が進んでいます。様々な農作物が海を渡りドバイやシンガポールなどで日本とは比較にならないほどの高い価格で取引されています。また日本国内でも生産技術の向上で水耕栽培でもかなり多くの美味しい果樹や野菜が生産できるようになってきています。(水耕栽培は安定供給の技術を身につけるまでは大変ですが、一度その成功パターンを生み出してしまうと生産期間も収穫量もとても効率がいいのです)今までは家族とその近隣だけのために生産してきたものを海の向こう側にいるカスタマーを想定して生産する時代になりつつあるのです。

 

About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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