ふるさとRe:Boot研究所

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ホタルかがり火まつり

約3分
ホタルかがり火まつり

由緒ある棚田にて

昨日と本日、埼玉県秩父市横瀬町寺坂棚田においてホタルかがり火まつりが行なわれました。別件で秩父市に行く用件があったので帰りに立ち寄らせてもらうことにしました。歴史ある棚田に灯されるかがり火は幻想的で見る人の心を掴みます。タイミングがいいとホタルにも遭遇出来るとのことで地元の子供たちにとっては待ち遠しいイベントだと思います。折しも雨上がりだったのでホタルの出現に期待が持てました。

日の高いうちから清々しい棚田

17時から始まるとのことだったのでちょうどの時間に到着しましたが、辺りはまだ明るく、青々とした田植えの終わったばかりの棚田が夏の匂いのする風をまとって一面に広がっていました。寺坂の地元の方達がテントを構えている南側駐車場に行くとアンケートを行なっていて、答えるとバッジがもらえました。私はFacebookで知ったのでその旨を伝えると2種類のバッジから選ばせてもらえました。

棚田で採れた古代米赤飯

南側駐車場には地元の方達がいくつかブースを出していて民芸品から食事まで揃っています。棚田の中は店を並べられませんし、周辺に飲食店もないので自動的にそのブースで食べ物を調達することになります。私は古代米で作られた赤飯を頂きました。ふと棚田側を見ると棚田の田植えを行なった子供たちが作った案山子(かかし)が並んでいます。小学生が手植えをしたようでこう言った活動は好感が持てますね。夕涼みの頃には子供たちもかがり火を見にきていました。

絶景ポイントは上の方へ

案内所を兼ねた南側駐車場は棚田の割と下の方にあり一面を眺めるためには多少坂を上らなければなりません。かがり火をセットするであろうペットボトルと竹竿から吊るされた空き缶がところどころに設置してあります。よく見るとペットボトルの中にはすでにキャンドルが点火されていました。あとから火を点火するのはあまりにも数が多いので昼下がりからスタッフの方達で点火して下さったのでしょう。ペットボトルのかがり火ともう一つ竹竿に吊るされた空き缶の方は中に地元で使用された植物オイルをバイオディーゼル燃料にしたものが充填されており風に揺れる趣のある炎を作り出すようになっていました。

カメラを構える人が多数

例年の恒例行事のようでかなりの人数のカメラを抱えた人たちがまだ日の高いうちから集まって三脚で場所取りをしていました。目の前に武甲山がそびえる絶景は時間を過ごすごとに趣を替え飽きることのない時間が過ぎていきます。ひとしきり日が落ちて宵闇が迫る頃に時間の関係もあって現地を離れさせて頂きました。

秋の楽しみ

この埼玉県秩父市横瀬町寺坂棚田は秋になると彼岸花まつりが行なわれ金色の稲穂の中に点在する真っ赤な彼岸花を見ることが出来ます。期日は9月中旬から下旬、お祭りは9月20日10時から15時頃までです。棚田で採れた古代米を使ったお餅や赤飯の直売も行なわれます。秋のドライブコースにどこへ行こうかな?と思ったら秩父市寺坂棚田の彼岸花祭りへどうぞ!!

About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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