ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

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一番最初に考えるべきこと

この話は地域おこしの際に必ず考えて欲しいテーマです。こう言った準備があるのとないのでは天と地ほど運営の苦労が変わります。努力は大切ですが順番を変えるだけで飛躍的に楽な運営になるかもしれないのでぜひ最初に検討してもらいたいテーマです。

小布施見にマラソン

小布施見にマラソンと言うマラソン大会はご存知でしょうか?セーラ・マリ・カミングスさんと言うカナダの女性が長野オリンピックの際来日しその後長野県小布施町にある升一酒造に就職されてさまざまな地域おこしを行いその中で企画されたものです。マラソン大会で使う携帯電話をスポンサーに付けて結果として会期中無料で携帯電話を使うことが出来たと言います。他にもランナー対象に参加者Tシャツや競技中にランナーに提供されるフルーツやドリンクのスポンサーも募り初期投資額に対してスポンサーのリターンがとても大きかったと言います。

ここでひとつ質問させて下さい。

 

ふるさとのイベントを作る際、地元以外にスポンサーの申し出をされている地域はいくつあるのでしょう?世界のマーケットから見ると必ずスポンサーを探します。日本では先日モメた阿波踊りのメインスポンサーの一つは新聞社でしたね。花火大会も新聞社や地元の大企業などがスポンサーすることが多いですね。新聞社のスポンサーはもれなくプレスリリースが配信されるのでさまざまなメリットがあります。逆に言うならスポンサーがムリなら告知を手伝って下さいと言った申し出の相談は行なうべきだと思います。

昔のスポンサー獲得活動

 

昔は伝統ある高校や大学は学園祭のパンフレットの印刷代をスポンサーを募って印刷していました。印刷会社も学園祭の仕事は原価で行なう代わりに学校案内や会員名簿など印刷を一手に引き受けられる分十分旨味のあるスポンサーであったと思われます。今ではその内容も徐々に変わって来ていると思いますが学校であれば最低でも卒業生を回ってスポンサー探しはするべきでしょう。

マスコミとスポンサー

 

地域おこしをやっていて縮小傾向にあるイベントは大抵マスコミとの関係がキチンと成立していないかスポンサー探しを行なっていないかのどちらかのケースが多いです。近年ではネットを使ったりその獲得方法は多岐にわたります。上手にふるさと納税などと掛け合わせてプレミアムを作り出せれば実際の現金としての経済効果よりもさらに効率的な利益を上げる手段になると思います。

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印刷業者は重要なパートナー

 

印刷業者なんて本当にスポンサーとしては有効な存在になります。またポスターなどは一部に企業名を入れるだけで無料で印刷出来るくらいのスポンサーになり得るわけです。イメージが悪くなるとか言うようであればプレゼンありきで選抜すれば良いと思います。地元の商工会などは協力してくれる可能性が高いと思います。

About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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