ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

思考の省略は危険

約3分
思考の省略は危険

すべてのビジネスに言えること

これは地域おこしに限らずなのですがプロジェクトを推進する上で絶対的に準備しなければいけないことを考えないのはとても危険なことです。

危険と言っても生命の危険ではないのでそんなに心配はいらないとも言えますが、それはお客様が二度と訪れない可能性を指しますので気をつけなければならないことです。

試食がないのは致命的

例えば食品、デザートとか漬物とかを販売をする場合は圧倒的に「試食が必要です」試食がない食品販売は本当に売れ行きが厳しくなります。地域おこしではありませんが一つの象徴的な事例をお話ししますね。コストコホールセールスってご存知でしょうか?アメリカから上陸した業販も出来る会員制倉庫型のビジネスモデルです。気になる人はぜひ検索してみて下さい。お試しも年に一回までは入会せずに入れるはずです。一度視察してみるのも良いでしょう。

アメリカから上陸したあの店

このコストコ、お昼前後に行くとスゴい光景が繰り広がっています。それは大量の試食。鶏豚牛の他にもラム等もあり、その全種類に対してと言って良いほど試食があります。またサーモンのマリネとかピザとかパンとかケーキとか様々な試食がたくさんあるのです。子供なら試食を回るだけでも一食分くらいの満足度になり得るくらいの試食です。さらに店内のフードコートもかなり格安で(おそらくあれだけ安いフードコートは他には北欧輸入家具店のIKEAくらいしか観た記憶がありません)なぜあんなにたくさんの試食をするのかを考えると自ずとその理由が見えて来ますね。

伝えることの難しさ

 

地域おこしで代表されるようにお土産物はなにが原料なのか?どう美味しいのかを口で伝えたりポップやポスターで伝えるのには限度があります。しかし試食なら一瞬で伝わりますしたくさんのお客さんがいる時ほど派生効果が大きく、グループ全員が試食なんてことも起こりうるわけです。つまり試食のない土産物や特産品の販売は難しいと言えるでしょう。

食だけではなくトイレも

同様に女性が多い団体客には絶対的に「トイレ」の数が必要です。これがないと女性ツアー客には徹底的に嫌われます。行政等に頼んで簡易トイレの特設等をしてでも準備する必要がありますね。子供連れが多いケースも同じです。こう言った大前提とされるような準備は本当に見落としがちになります。それゆえに気をつけなければなりません。忘れると大惨事ですしその噂が広まればイメージダウン必至です。

 

些細なことほど大きな影響を及ぼしかねないことになりますので思考省略は要注意です。

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About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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