ふるさとRe:Boot研究所

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感動の作り方

約3分
感動の作り方

お客様に必要なのは感動

地域おこしを行なっていて大切なことは来て頂いたお客様をどうやって感動させるかということですね。私は今から25年ほど前にアメリカでNLPと言う心理学を学んでいてその際に知ったことがとても役に立つと思いこの場でお伝えしようと思います。人間の感覚は五感と言われるように五つの感覚センサーから成り立っています。その構成は視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の五つです。この五つの満足度が高ければ高いほど満足度の質が高くなると言われています。

触覚、嗅覚、味覚

少し注訳を入れると嗅覚と味覚と触覚はまとめて触覚に含まれます。なぜ最初にこの説明を入れておくかと言うと五感と言うのはすべてのセンサーが等しく機能しているわけではなく人それぞれによって感覚に得意不得意があると言うことになります。

メインは視覚

具体的に言うと視覚が得意な人は全世界の人の約80%程度の人が視覚がもっとも敏感なセンサーと言われています。実際日本にも「百聞は一見に如かず」と言う言葉の通り視覚情報が得意な人が多いと言うことになりますね。

次が聴覚

次が聴覚です。視覚よりはだいぶ少なくて15%程度の人が聴覚が得意と言われています。これは少し特徴的なことでいわゆる風鈴の音を聞くと涼しげに感じる日本人は聴覚が西洋人より優れているかもしれません。残りの5%が触覚(嗅覚、味覚)が得意の人になります。

原始的な臓器は鼻

このなかで最も進化が遅れていると言われているセンサーが嗅覚と味覚です。特に嗅覚は連想されることがかなり無意識になるので美味しい匂いを嗅ぐと思わずよだれが出る等かなり本能的な反応と関係があると思われます。

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同じ感覚同士は仲良くなりやすい

 

コミュニケーションも同じ感覚センサーが得意な人同士は早く仲良くなれると言われています。例えば花畑を観て「きれい〜」と言う人と「良い香り〜」と言う人と「日差しが暖かくなったね〜」と言う人がいると言うことですね。ただ視線が得意な人が相対人口的に観て多いので「きれい〜」と言っておけば基本的に同意する人が多いとも言えます。

今時の女子高生が何を観ても「カワイイ〜」って言うのに似ていませんか?

まとめると

長く書いて来ましたがまとめて言うときれいな景色やキレイなものを観ていい匂いの美味しい食事とカワイイ声のお姉さんの説明があるだけでかなりいい気分になると言うことになります。言い換えれば完璧にそのセットアップをしたとしてもトイレが汚れていたり地元の子供がゴミをポイ捨てとかしていたらそれでジ・エンドと言うことです。

上手にお客様に感動を与えられていないな〜と感じたら五感を通して感じてみて下さい。意外に見落としている点があるかもしれませんよ。

About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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