ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

ライフスタイルがショービジネスになる

約3分
ライフスタイルがショービジネスになる

 

リアルタイム配信の世界

 

現在ネットの世界ではshowroomというのが流行っています。様々な分野の人たちがネット上で自分たちの意見や歌や踊りなど様々な配信を行っています。しかも全てがリアルタイム。

YouTubeとはどう違う?

 

YouTubeが編集された見栄えのいい動画に対してshowroomはライブ配信のみ。心ある視聴者が「勝手に」YouTubeに録画転載するといった形になっています。

アイドルグループのAKB48グループが総選挙やジャンケン大会でのメンバーのインフォメーション代わりに導入したことから一気に広まったシステムです。

流れは一般人の行うリアルタイム配信へ

 

これってツイキャスとかUSTREAMからshowroomへの乗り換えが起こることを示唆しています。なぜなら配信が簡単、人気が出ればトップページから告知してもらえる、視聴者がTwitter形式のコメントでリアルタイムのやり取りができる、配信主がいいコメントやいいパフォーマンスを行ったらそれに対して星を投げたりタワーを建てたりしてお金に換算できるメリットを回収できる。そういった意味で決して決して運営自体新しくはないのですが様々な新しいエッセンスを導入してとても好評を博しているわけです。

一部のユーチューバーがとても高額な収入を得ているという話が出て久しいですが徐々にそのスタイルもリアルタイム化していくのではないかと考えています。その理由としてリアルタイムの商品販売などは言ってみればテレビショッピングみたいなものです。もちろんテレビよりは配信数も視聴者も少ないですが視聴者の意見がダイレクトに反映されるシステムがあることで濃い視聴者は自ずと購買意欲が上がりやすい背景があるわけです。

かつてはプライベートだった動画

 

それでは「地域おこし」にはどんな分野がいいのか?となりますがそれはすでに配信している人たちの中にヒントがあります。

アイドルたちが行っていることの一つに「早朝配信」というのがあります。悲しいかないつの時代も早朝から業務に就く人は多く朝5時台となるとラジオくらいしか良いメディアはなく電車通勤ならそこに新聞が加わる程度でした。しかしネットが出てきてからニュースはスマホで観れるしテレビ番組が観れるガラケーなど少しずつ早朝から活動している人たちの楽しみも増えていきました。

まるで目の前で起こっているリアリティ

 

それがここにきて好きなアイドルが朝イチで眠い目をこすりながらすっぴんで配信してくれる。まるで同居とは言わないまでもリアルタイムで共同生活に近いほどの親近感を感じることができるメディアが出来たということになります。

もちろん地域おこしで若い女の子を早朝からすっぴんで出せばいいというものではありません。そこはアレンジとしてイベントの舞台裏を配信すると言うかたちをとることで限りなく親近感を増大化させていくことが可能になると思います。

実際にアイドルの女の子たちは握手会の直前楽屋となるバックヤードから配信し好評を博していました。これからの時代はこうして単なるステージの上ではなくイベント全体からの観客動員数を増加させるプランが必要な時代に入ってきていると思います。

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About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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