ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

中高年の趣味から考える

約3分
中高年の趣味から考える

 

中高年はアクティブ

 

現在のところ中高年の趣味の上位のうち1位は神社仏閣巡り、2位が軽装備のハイキングと言われています。確かに私の住む神奈川県の県央部において週末の登山客の数たるや叢叢たるものがあります。また京都鎌倉ほどではないにしろ多少なりとも神社仏閣が点在していることからハイキングをかねて神社仏閣巡りを楽しんでいるのではないかと考えています。

メインは登山orハイキング

 

さてこのパターン、男女関係なく複数の人数で山を歩くわけですが当然食事やスポーツの後の入浴等さまざまなリクエストが存在しています。多少の不便がありきの話なのでバスで山の麓まで来て山を登り、持参の昼食や山小屋での軽食を食べ、下山し途中の温泉旅館等で入浴や食事を楽しんで帰宅をすると言うスタイルです。

知られざる秘境を求めて?

 

交通の立地的優位性はありますが、そこにどれくらいの告知がなされているのか?と言うのを考えたことはありますでしょうか?
ビジネスの基本はリピートです。初見のお客様をいかに集めるのか?に話題が集中している昨今、最も利益率が高いのがリピーターなのです。そんなことから国定公園内でスナックや飲み屋が少ないエリアでもリピーターに困らなければむしろ潤ってしまっているのが現在のハイキング事情です。

収益率から考える

 

ここでのお話はそのリピーター対策をどれくらい行なっているのか?と言う問題に尽きます。次回使える割引券や、今回立ち寄れなかったエリアに関する情報提供、同じエリアで楽しむことが出来るグルメ情報等様々な告知が可能なはずです。また宿泊等も含めた告知が出来るのであればさらに顧客単価は上がっていきます。

近年旅行会社も観光客誘致が進んでいないエリア、要は儲からないエリアはあまり告知を行なわない傾向にあります。儲かるところに広報のリソースを集中させてあまり活気のないエリアに無理してまで集客を行なうことはないと言うことですね。それを考慮して地元は独自路線で集客やリピーター対策を行なわなければなりません。またそのために予算も準備する必要性があります。

独自路線の重要性

 

今流行のネットを使った告知も十分役に立つでしょうし、回数が多い方が世転ばれるのも言うまでもありません。エリアマップを上手に活かして登山中から下山後の夕食の予約まで完了出来る仕組があればとても有利に立ち回れるはずです。今後はそう言った仕組みづくりに予算を割き、いち早くオンラインでの集客力を持つべきではないかと考えています。

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About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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