ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

モバイル空間統計

約3分
モバイル空間統計

ドコモのビッグデータ

モバイル空間統計ってご存知でしょうか?

NTTドコモのサービスでエリアを居住地別に分けて外部来訪者の数を把握することで全国各地の観光客がどのように推移しているのか?どこから来ているのか等を分析しているのです。

観光客の動きを探れ

 

要はどの国から誰がどこの県から入国し、その人は男か女か?年齢は?同行人数は?家族構成は?などのデータが取れると言うことですね。
今までは把握出来なかったとのことで出来たとしても効率が悪く難しかったようですね。

ありそうでなかったデータ

 

一番役に立ちそうなのが「どこから来たのか?」「どこへ行くのか?」ですね。これが理解出来ると成田から入国し関空から出国したとかが解ると言うことです。なぜこれが役に立つかと言えば国内の観光案内をどこに設置したら良いのか?どう言うオファーを投げたら良いのか?が適切に判断出来ることになります。入国と出国の間にどういう移動をしていたかもわかるので乗り継ぎ等のポイントの各所でさまざまなオファーを設定して外国人観光客向けの案内をセット出来ることになりますよね?

JRとのコラボ

NTTはJR東日本ともコラボして観光客の新幹線利用等も統計を取っていてこれも同様に役に立つデータとして活用出来ることだと思います。どの時間帯から国籍別に各国語でのガイドも可能ですし、新幹線のどのターミナル駅が効果的かを統計を元に想定出来るのです。

例えば京都の後に訪れる土地でたくさんのお土産を買う可能性は少なければ国際宅配サービスの窓口を作れば良いことが解ります。また飲食に力を入れればそもそものお土産をゴリ押しする必要性もありませんよね?また特定のターミナル駅から他の地域へたくさんの観光客が流出しているのであればそのターミナル駅にパンフレットとかクーポンとか案内所を設定して地元へ流入させる工夫をすると言うことも可能になります。

想像以上に詳細なデータ

 

スゴいことに特定の期間に特定のエリアでどれくらいの外国人が滞在して分布しているかがメッシュ単位で把握出来るのです。これも有効に使うとスゴいことが出来ます。

例えば祭りの準備等をするとしてその案内をどのエリアで行なえば外国人観光客が誘致出来るか解るのです。それこそ太鼓や笛の音で観光客をおびき出すと言うまるで童話のような作戦も可能になると言うことなのですね。

出来うる限り詳細にデータに基づいた準備を行なう、これからの時代の必須のマーケティングになると思われます。

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About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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