ブームも一段落か?
最近では一息ついた感のあるご当地アイドルですが若い子たちが次々と成長するに従って、未だにメジャーデビューを夢見て結成されるご当地アイドルもまだまだあるようですね。
若い女性であれば一度はテレビの中で歌ったり踊ったりすることで歓声を浴びて自らの若さを武器に収入を得てみたいと言うのはあるでしょうね。なので地元愛をバネに活動の糧にして行こうという発想は悪くないと思います。
ただライバルが激増しているので普通に戦うのにはムリがありますね。ネット全盛期とは言え例えばShowRoomなどを見ていてもご当地アイドルレベルだと視聴者数は数百程度、多くても千人にいれば大したものです。
当たり前のことですが
ではそんななかで数万の視聴者を集めているのは誰なのか?と言うとこれが当たり前過ぎますがガチアイドルです。◯KB48とか乃◯坂46とかです。
ここで特筆すべきことがあります。それはAKB48のチーム8と言うアイドルグループです。なぜかと言うと他のAKBグループと異なりメインスポンサーがトヨタ自動車なのです。そのためレース会場でのイベントが頻繁に行われたり、人気が出たメンバーは地元のトヨタディーラーでのイベントが開催されていたりします。
地元愛を抑揚するシステム
なぜ特筆すべきかと言うと各都道府県から代表が1人ずつオーディションで選ばれたメンバーで全員を合わせると47名(都道府県の数と同じ)なのです。トヨタの戦略から考えると各都道府県から代表を選出し競わせることで地元愛を抑揚しより多くの話題と地元密着型のアイドル育成を試みた結果と言えるのではないかと思います。
本来は車のイベント向けアイドルだった
本来はレース会場やトヨタ自動車のイベント、ディーラーでの販促のために結成されたチーム8ですが近年では人気がドンドン上がり元々の◯KB48のメンバーよりも人気が出て来た子たちもおり当初の予定よりもはるかに大きな対費用効果になっていると言っても良いでしょう。
地元愛を上手に活かすとここまで行けると言うのを見せてもらったのと同じですね。ただし同じやり方で勝負をするのは少し厳しいと思います。なにしろプロのアイドルですから。
セミプロでの成功例
一つだけセミプロの活動としてご紹介させて頂くとするなら福岡県久留米市にある呉服店「田中屋」さんで毎年「いちご姫」と言うアイドルユニットを結成し(毎年メンバーが入れ替わる)そこで集まった女子高生たちに自社のPRや季刊誌のモデル等をさせると言う活動があります。オリジナル曲を歌ったり芸能活動をセミプロで行っている子たちがいて立派なアイドル活動と言っても良いでしょう。
地元愛を抑揚出来る活動を考えてみませんか?
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