ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

プロが仕掛けるご当地アイドル

約3分
プロが仕掛けるご当地アイドル

ブームも一段落か?

最近では一息ついた感のあるご当地アイドルですが若い子たちが次々と成長するに従って、未だにメジャーデビューを夢見て結成されるご当地アイドルもまだまだあるようですね。

若い女性であれば一度はテレビの中で歌ったり踊ったりすることで歓声を浴びて自らの若さを武器に収入を得てみたいと言うのはあるでしょうね。なので地元愛をバネに活動の糧にして行こうという発想は悪くないと思います。

ただライバルが激増しているので普通に戦うのにはムリがありますね。ネット全盛期とは言え例えばShowRoomなどを見ていてもご当地アイドルレベルだと視聴者数は数百程度、多くても千人にいれば大したものです。

当たり前のことですが

 

ではそんななかで数万の視聴者を集めているのは誰なのか?と言うとこれが当たり前過ぎますがガチアイドルです。◯KB48とか乃◯坂46とかです。

ここで特筆すべきことがあります。それはAKB48のチーム8と言うアイドルグループです。なぜかと言うと他のAKBグループと異なりメインスポンサーがトヨタ自動車なのです。そのためレース会場でのイベントが頻繁に行われたり、人気が出たメンバーは地元のトヨタディーラーでのイベントが開催されていたりします。

地元愛を抑揚するシステム

 

なぜ特筆すべきかと言うと各都道府県から代表が1人ずつオーディションで選ばれたメンバーで全員を合わせると47名(都道府県の数と同じ)なのです。トヨタの戦略から考えると各都道府県から代表を選出し競わせることで地元愛を抑揚しより多くの話題と地元密着型のアイドル育成を試みた結果と言えるのではないかと思います。

本来は車のイベント向けアイドルだった

本来はレース会場やトヨタ自動車のイベント、ディーラーでの販促のために結成されたチーム8ですが近年では人気がドンドン上がり元々の◯KB48のメンバーよりも人気が出て来た子たちもおり当初の予定よりもはるかに大きな対費用効果になっていると言っても良いでしょう。

地元愛を上手に活かすとここまで行けると言うのを見せてもらったのと同じですね。ただし同じやり方で勝負をするのは少し厳しいと思います。なにしろプロのアイドルですから。

セミプロでの成功例

 

一つだけセミプロの活動としてご紹介させて頂くとするなら福岡県久留米市にある呉服店「田中屋」さんで毎年「いちご姫」と言うアイドルユニットを結成し(毎年メンバーが入れ替わる)そこで集まった女子高生たちに自社のPRや季刊誌のモデル等をさせると言う活動があります。オリジナル曲を歌ったり芸能活動をセミプロで行っている子たちがいて立派なアイドル活動と言っても良いでしょう。

地元愛を抑揚出来る活動を考えてみませんか?

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About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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