ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

ブームが生まれる背景

約3分
ブームが生まれる背景

 

そんなビッグウェーブはある日突然

 

ある日突然ブームが訪れると言うことってありますよね。ネットの世界ではバズるなんて言ったりします。これは意外なことが突然起こり急速に流行になってしまう時に起こります。

たとえば現在は地方創成がとても流行しています。実際に創業時の助成金や補助金は地域活性や高齢者、女性、ITなどに関する仕事には認可が下りやすいと言う特性があります。

ブームの背景

 

ではその背景にあるものはなにか?となった時、今地域を活性化する必要がなぜあるのか?ということになります。これは例えば東京オリンピックが予定されている2020年までに地域が活性化され外国人観光客誘致の準備ができていれば明らかに他地域より有利に立ち回れることにあります。その準備のためならお金を出しますよと言ってるわけです。
同時に地域の産業や労働人口に対する就業率を上げることになりますし結果として地域を活性化出来るであろうと言う目論見が政府にはあると言うことになりますね。

政府の方針

 

他にも現政権が打ち出している「1億総活躍」に基づいて専業主婦の方達にもドンドン社会復帰して頂き減少する人口分をカバーする働きをしてもらいたいと言う背景があって助成金や補助金の優遇があるわけです。

福岡県は創業スタートアップに対して政府が打ち出している減税案にさらに法人市民税の減税を加え中国よりも安い法人税を打ち出しています。これによりスタートアップの企業を福岡に集めることが出来ますし、結果として人口が増えれば法人税の減税分は住民税でカバーしたり他の経済効果からリカバリーが可能であると考えていると言うことになります。

こう言った時代的背景や政府が押し進める方針との兼ね合いが上手く重なることで上手にマーケティングが可能になったりするわけですね。

単にやりたい事をやると言う短絡的な考えではなく、地元の必要性のある産業や労働人口の増加や経済効果を背景に考えるとそのビジネスが流行るかどうかが見えてくるわけです。

ブームは作りやすい形で

 

私がアドバイスしたケースをご紹介すると毎年余って捨てていたタマネギの扱いを相談されて「ドレッシングを作りなさい」と言いました。そしてその通りに製造と販売を行ない結果として大成功を収めました。

問題と目標を明確にする

 

ここにもやはり明確な理由があります。それはまず余っているものを使ったこと。これは農家さんも困っていたと言うことですね。そのため格安に原料を調達出来たわけです。二つ目が開発者を地域おこし協力隊にしたと言うことです。現在国の予算の関係から様々なエリアで「地域おこし協力隊」の募集が行なわれています。しかしその内容は地域によって異なり人によっては何もしないまま手当だけをもらっているケース等があり賛否両論が出ている状態です。そこでその「地域おこし協力隊」が有効な活動であることを証明するかのようにヒット作をリリースさせたわけです。これはやはり公共としても応援せざる負えないわけです。

ブームが生まれる背景を考えたプロジェクトをぜひ検討してみて下さい。

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About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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