ふるさとRe:Boot研究所

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モーターショーの落日

約3分
モーターショーの落日

かつての一大イベントも

今年のモーターショーの出展企業が激減しているという報道がありましたね。日本がマーケットとして魅了が落ちているとはいえ寂しい限りです。しかしこれも時代の流れ諦めるしかないのかもしれません。

日本の人口は現在で1億2000万程度と言われていますが今後30年程度で8000万人程度まで落ち、2100年度には3500万人程度まで減少するというデータもあります。そのマーケットの縮小を見ると到底購買層の増加は見込めません。撤退もやむなしというところでしょう。

なんとか復活出来ないものか?

 

とはいえ可能性がないとはいえません。そもそも日本の自動車メーカーは日本国内なんて見てはおらず、海外でのマーケットを抑えることばかり考えています。しかし海外の自動車メーカーも同様に考えているのでその力量の差はほぼないと言っても過言ではないでしょう。

マーケットの縮小以外の問題を考えた時東京モーターショーが縮小する大きな原因があります。

イベントとしての面白味

 

それはイベント性です。世界中から貴重なビンテージカーが集まったり、そのビンテージカーの再生技術を公開したり、新しい技術でさらなる進化を遂げさせたり日本人ならではの話題性はいくらでも作れるはずなのです。

またソーラーカーや水素エンジンなど新しいテクノロジーに対する情報開示も可能でしょうし学生たちがどんな研究をしているのか?を公開する機会として捉えれば集客力も上がる可能性があると言えるのではないかと思います。

なぜか世界で大流行

 

現在アメリカでは日本の軽トラが大流行しているといいます。年式による輸入規制があるために本当に古い車ばかりが輸出されていますがその価格たるや普通車のリッターカーより高く人気もとてもあるそうで、YouTubeなどにはマニアが様々な動画をアップしているほどです。

かつてアメリカは西ドイツからフォルクスワーゲンのビートルという車を輸入し一斉を風靡しました。とても人気が有るファミリーカーでしたがあのサイズであっても当時はコンパクトカーに分類されていたのです。今は日本の軽自動車でもパワーは十分ですしパーソナルユースで考えるとコスト面からもとても魅力的な車であると言えるでしょう。

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新しい視点での車社会

 

新車を売りつけ古い車をどんどん廃棄させ続けた日本の自動車メーカーはいよいよ岐路に立たされていると言ってもいいのではないかと思います。そんな時にその救世主になるのは今まで販売し長年にわたり日本の国土を走り回った軽自動車なのかもしれません。

About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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