ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

コスプレと普段着の間に

約3分
コスプレと普段着の間に

近年まれに見る大ヒット

先日大正時代の女学生の羽織と袴をモチーフとしたクラウドファンディングが発表になりあっという間にコンプリートしたことがありました。
デザインは羽織袴のプリントなんですが実際はプルオーバー型の大きなTシャツのような形状と素材です。そこに羽織と袴のプリントがなされているわけです。

このケースだとやはりアニメやゲームのイメージがモチーフになっていると思うのですがそれを普段着の部屋着として使いたい(場合によっては外出着?)と思う人が非常にたくさんいて、実際に製造するなら一着欲しいと思った人が多かったと言うことになりますね。

貸衣装のアウトレットと比較して

ここでポイントなんですが今は貸衣装屋さんが大学生の卒業シーズンに貸し出した羽織袴を何年かに一度リニューアルのためにヤフオク等で販売します。価格もとても安く、クラウドファンディングでの出資額とほぼ同じくらいの価格で販売されています。

ではなぜクラウドファンディングの羽織袴のデザインを選んで、中古の羽織袴は選ばないのでしょう?

理由は簡単ですね。まず重さ。着ていて重いのは女性にとってはとても苦痛です。さらにはメンテナンスの大変さ。一度着たら仕舞うのにとても大変なのがリアルの羽織袴です。キチンと畳んで防虫剤も入れなければなりません。季節によっては虫干しもしなければなりません。とても手間がかかるのです。

しかしTシャツ型のプルオーバーであれば洗濯機にポンと入れれば全自動でも大丈夫ですよね?また昨今の乾燥機能付きの洗濯機であれば終わる頃にはアイロンをかけるだけの状態で出て来ます。

手間いらずを求める

 

価格は変わらず、今までのメンテナンスの大変さもなく、しかもオシャレ。外出着になるかどうかは解りませんがTwitterやインスタグラムに掲載すれば注目度も高く、一着あれば友達にも注目されることは必至。だとしたらそのプロジェクトは推さないとならないなと考えるのは当然のことですよね。どう考えてもクラウドファンディンが勝てる理由が見えて来ます。

何に目を付けるか?

 

こう言ったありきたりじゃない?と思いながらもみんなが「あったらいいな?」と言うのがあればあっという間にお金は集まる時代になって来ていることが解ると思います。

ニーズは各所に

 

例えば茶娘の衣装とかもとても取り扱いが大変な衣装の一つです。ああいったものを一発で着れてしかもメンテナンスも簡単なものを作ればとても効果的ですし同業他社からも喜ばれることになります。

ぜひ業界の衣装で近代化されていないものを探し出してみて下さい。

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About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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