ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

はまふぅどコンシェルジュ

約3分
はまふぅどコンシェルジュ

横浜地産地消プロジェクト

これは横浜市の環境創造局と言うところが運営している企画です。
厳密に言うと「横浜市環境創造局農業振興課」というところが問合せ先になっています。

なぜこの「はまふぅどコンシェルジュ」が面白い企画かと言えば横浜の地産地消を案内する人を地元から育成しようと言う企画なのです。

この「はまふぅど」の名前の由来は横浜の「はま」フードと風土と言う言葉を合わせて「ふぅど」としています。市民に新鮮で安心な農作物を生産供給消費する地産地消の取り組みの拡大が目的となっています。

実践を伴った講座

開催されるのは単なる検定とか話題作りではなく講座として実践を伴った経験を参加者に積んで頂こうと言う企画になっています。最終的には横浜市の「農」の現場と「市民」をつなぎ地産地消を通して異業種の様々なネットワークや取り組みが生まれることを期待した講座です。

対象者は

横浜の地産地消の実践、普及のための活動を積極的に実施出来る方
横浜市の実施する地産地消事業に主体的に参画出来る方
地産地消活動に取り組む企業等に積極的なネットワークづくりに努められる方
前後会の連続講座全てに参加出来る方

定員は30名と横浜市の規模から考えるとかなり少数精鋭型の講座と言っても良いのではないでしょうか?

とても興味深い企画

こういった取り組みはとても面白いと思います。市民講座的なイメージと実践的な地産地消問題、そして農業とマーケットのつながりを関連性を持って学べる環境はとても貴重だと思います。また横浜市と言う神奈川県の県庁所在地が主導して地元の食材をどうやって地元の浸透させるのかと言う取り組みとしてもとても興味深い試みであると思います。

参加費があるとは言え、実際の農地へ出向き農家の声を聞くためのバス代や保険料、テキスト代も含まれています。そのあたりからも横浜市の本気度が見えて来ます。内容も地産地消の実例から農業の収穫体験、物流や市場の見学、調理も体験出来る内容になっています。

間接的な周辺市町村へのPR

牧場の見学等もあり市民講座としてもとても興味深いです。(そもそも横浜市内に牧場があったと言うことが驚きなのですが)牧場見学も貴重なことですが、その経験を通して話題が広がることで地産地消に限らず外部の市町村への間接的なPRになると思います。

参加の後、規定の受講がされていた場合は修了証が発行されることになっています。

ご自身の地元での「ふぅどコンシェルジュ」を育ててみるのはいかがでしょうか?

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About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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