ふるさとRe:Boot研究所

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21世紀はクリエイターの時代

約3分
21世紀はクリエイターの時代

アニメの聖地になる

21世紀はクリエイターの時代と言われています。ネット環境が充実化した影響もあり音楽から絵画、アニメに写真、映画や書道など様々な創作活動が盛んに公開されています。これは本当に凄い時代と言えるのです。過去の歴史を紐解いても地球の裏側で創作された作品があるわずか数分後には目の前で見ることができるのです。もっと言うなら創作活動自体をドキュメンタリーのごとくライブで中継できたりする時代なのです。

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その影響もあって地方を舞台にした映画やアニメの創作も盛んになりました。今年は神奈川の湘南が舞台のアニメが封切りされるそうで地元のアニメファンの人たちはかなり話題にされているようです。舞台となる地域の人はよく見る風景の中を主人公のヒロインやヒーローが駆け抜けるわけですからそれは自分と重ね合わせても胸踊る一大イベントになるのは想像が付きます。また同時に全国各地、今では世界各地からその舞台となった地域を訪れる「聖地巡礼」が必ず行われています。こう言った二次的地域おこしの効果は圧倒的に強い傾向があります。

公共の応援

先見の明がある地方公共団体は率先して地域おこしのためのPRに創作活動を活かして比較的大規模な広報を行なっています。駅のポスターから市町村の建物内での展示など話題性には事欠きません。また、原作がある場合に映画化されたりすると脚本が一部書き換わりより多くの地域の名所がフューチャーされたりもしますね。こう言った意味において創作活動本体から応援する体制が構築されつつあると言ってもいいでしょう。

アニメの聖地を紹介する大学生たち

少し珍しいケースだと福岡県の久留米市にある久留米大学の学生が地元を舞台にしたアニメを元に実際の観光客の代わりに「聖地巡礼」を行いネット上で公開したりしています。これは今後「聖地巡礼」を行う人たちにとってとても有益な情報であり、その情報提供はGoogleのSEO対策にもとても効果的です。公共や地元産業組合、商工会等のホームページのリンクを貼るのは様々な意味でメリットも大きいのではないかと思います。

ただ騒げばいいというわけではなく

ただ問題点が皆無というわけではなく、かつての宮崎県のように県知事をモチーフとした様々な土産物を開発し販売した結果、知事退任後山のような在庫と拡張して閑散としてしまった販売ブースが残ったというデータもあります。

単純に「聖地巡礼」が期待できる創作活動を諸手を挙げて歓迎するだけではなくより長期的に見た地域おこしに活かせる仕組みと開発を行う必要があると思います。

About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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