ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

光と闇を使った演出

約3分
光と闇を使った演出

都会にないもの

都会に圧倒的に足りないもの、それは「暗闇」です。それこそ押し入れの中とか、極めて限られた環境しか存在しないことは想像がつくと思います。対して光はたくさん存在します。しかしここにポイントがあって都会の光の大半は人工のものです。自然の光と言えば太陽光くらいのものです。

地方にないもの

では地方には闇はたくさんあるかと言えば、これは言うまでもなくたくさんありますよね。「うちの近所は街灯一つない」なんて言葉は地方ではザラに聞く話であります。

そして地方の光と言えば、これが意外とあるのです。例えば月明かり。満天の星空、川面や海に照り返す太陽等。人工でも良いとなると焚き火や提灯の灯り等本当に風情があるものが多いのです。

都会の月

都会では夕日は見えてもビルの隙間に沈むものが大半です。川や海に沈むのでさえ見るのはなかなか難しいと思います。ビルに反射する夕日等はそれはそれできれいですし、ビルの狭間に上る月もかなり美しいとは思いますが自然の環境で虫の音や風の音を背景に見るとなるとその難易度は飛躍的に上がります。それでも自然の風情を楽しみたい都会人は屋形船やビアホール等自然の環境でのイベントが後を絶ちません。

満天の星空を眺めたり、田舎の囲炉裏で燃える炎を見るなんて言うのは究極の贅沢だと思っている都会人は多いはずです。

サハラマラソン

いきなり話は飛びますがサハラマラソンと言うマラソンがあります。超過酷な環境を走るのですが、競技と言うよりイベントに近い行事となっています。なぜならゴール地点にオーケストラ等が待っていてゴールするランナーのために演奏をしていたりするのです。また満天の星が輝く環境で朝晩を迎える環境は本当に絵画を見るような風景だと言います。

月明かりの下のオーケストラ

この環境を地方で作れば良いのです。満天の星、ないしは月明かりのしたでオーケストラが聴けるとしたらどう思いますか?焚き火の前でお酒を飲むのはいかがです?地元で取れた川魚を焼くのも良いですね。春は風の音、秋は虫の音をバックに満月と炎、美味しい食べ物と来たら大好物の人も多いのではないでしょうか?

花火でも

子供たちが多ければ花火も出来ますね。

漆黒の闇の中での炎は人の心を開くと言います。キャンプファイヤー理論ですね。満天の星空と炎、光と闇を使った演出で多くのファが勝ち取れる可能性があるのです。民泊が流行って来ている昨今であればそのまま古民家に泊まるなんて企画も作れると思います。

光と闇を使った演出でイベントを盛り上げてみませんか?

About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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