ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

絶対に試した方が良い都会での販売

約3分
絶対に試した方が良い都会での販売

どうやって販路を拡大するのか?

地方の農業系の方達とお話ししていていつも悩んでいらっしゃることが「どうやって販売するか?」と言うものです。

実際東京の百貨店では毎週のように週代わりで全国各地の特産品の販売や物産展を行っています。また地方でも主要な都市はやはり特産品展を定期的に行なっています。そのため地元の外での販売に慣れている農家さんたちはかなりアグレッシブに都心に出かけていって販売をされているようです。

催事以外での販売

そこで今回はあえて別の手立てをお話ししようと思います。
都心部で絶対的に多いイベントがフリーマーケットや朝市、そしてマルシェです。これは毎週末東京23区のどこかで開催されていると思っていいでしょう。情報はインターネットで「マルシェ 東京」とか「フリーマーケット 東京」とかで検索してもたくさん出て来ます。他にも例えば海沿いのリゾートである神奈川の湘南とかでも朝市やマルシェが開かれています。

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これらの販売についての出店料は比較的安く数千円程度、売上高による出店料はせいぜい数%です。百貨店の催事で販売される方も日程の前後にこのマルシェや朝市に出店すると良いと思っています。

要冷蔵ものであっても宅配の営業所止めも可能ですしブースも主催が用意してくれるケースも多々あります。また都内で実店舗の出店となれば途方もない出店料ですが朝市であれば数千円で済みます。(実際に港区の青山や六本木、渋谷区の代官山等かなりスゴい立地での販売が行なわれています)

修学旅行で朝市!!

以前六本木アークヒルズで行なわれていた朝市に視察に出かけたのですがそこでは地方の高校生が修学旅行代わりにクラス単位で出店しており、その販売量もかなりの数であったと思われます。

通常であれば関東近郊からの出店が大半ですが修学旅行の中のうち一日が東京でのマルシェの販売実習であるとしたらスゴいことです。実際の東京での売れ行きや売れ筋商品、そして接客態度等を17歳前後の高校生が実体験を持って研修出来るのです。もちろん販売する商品の信頼も必要なので地元の企業の応援は必須ですが、毎年の恒例行事となればかなりの話題性を盛り込める話になると思います。

アンテナショップの協力

また、東京には大半の都道府県のアンテナショップがあります。そのアンテナショップでの研修等もかなり参考になる事例だと思います。高校生に限らず農家さんも率先して東京のアンテナショップを訪れてバイヤー担当の方と直接交渉する価値は十分あるはずです。そこから都内のご当地料理店への紹介が発生する可能性もあるのです。

About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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