ふるさとRe:Boot研究所

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竹の灯籠

約3分
竹の灯籠

竹は日本古来種ではない?

竹とは以前は勝手に自生していたものではなかったようですね。なにしろ一度植えたら勝手に増えてしまうので除去がとても大変な植物です。なのでいつの頃からかあえて植えたと言うのが定説のようです。(違ったら済みません)

タケノコを食べる

さて、竹は勝手に増えますしタケノコも採れます。竹を使って加工品も作れますし非常に成長効率がいい植物と言えるでしょう。昔の農家を見ているとこの「勝手に」増えたり作れたりするものをとても多用しています。菊芋は外来種と言われていますが同様に勝手に増える植物の一つです。身体によく調理法もたくさんあるので同じように使い勝手が良い農作物となっています。

川辺にはマコモ

近年の外来種の一つには「マコモダケ」と言うのもありますね。昔はなかったそうですが中国から来た寄生種でマコモに寄生します。味は中華料理にピッタリでごま油で炒めたりするのがとても美味しいです。マコモ自体も勝手に自生するのでこれも手がかかりません。(中には大きなマコモダケにするために施肥を行なう人もいるようですがある程度の期間で収穫率が落ちてしまうようです)

東北では雪灯篭

さて話を戻します。東北地方では雪のかまくらを作り、その中で鍋を食べたりする習慣がありますね。あれをツアーにしているところがあります。そのかまくらの傍らで「雪で作った灯籠」が置いてあったりします。雪の白さが灯籠の光を反射しそれは美しく輝くのです。あれを竹でも作れますよね?と言う話です。

とある地方はすでに竹を使った灯籠を小学生に作らせて春先のイベントとして暗幕を貼った暗室で点灯する行事を行っている地域もあるようです。春先のイベントであれば外に出れば花が満開で、暗室の中に入れば美しく揺らめく妖艶な灯籠、なかなか魅力的なイベントじゃありませんか?

町並と竹灯籠

北陸のとある地区では夕方以降、古い街並のあちこちに竹の灯籠を置いてとても風情のあるイベントにしているところもあります。石畳と古い街並は夕方以降とても妖艶な光景を醸し出すのです。

竹はとても安価で加工しやすく、また成長も早いので地域おこしに使わない手はありません。またタケノコはおいしく食べられますし余れば二次加工して出荷も可能です。流通ルートが確保されれば安定収入への糸口になります。

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実のところ、5月以降「雨後のタケノコ」と言われるように雨が多くなるシーズンにタケノコはたくさん出て来ます。その前に古い竹を除去することでおいしいタケノコを育てる効果が期待出来ます。(栄養を古い竹からタケノコへ集中させるからですね)なのでその雨が多くなるシーズンの手前に竹を使ったイベントを行い竹の伐採をすれば一石二鳥と言うことになるわけです。

竹を使ったイベント、考えてみませんか?

About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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