ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

地方の常識は都会の非常識

約3分
地方の常識は都会の非常識

積雪最多エリア

最近知ったのですが北海道より青森の方が積雪が多いそうですね。それを活かして青森では地吹雪ツアーがあると言いますね。普通の吹雪との違いはあまりにも強烈な吹雪で一瞬で雪山が出来てしまうほどの吹雪だそうです。地元の人に聞くとその雪山が道路の真ん中に出来ることがあるらしく、吹雪で視界が悪いところにいきなり道路のど真ん中に雪山があるとほとんどの車が止まれずに激突したら車が廃車になるほど破損するのだそうです。その地吹雪を体験するツアーが行なわれています。

秋田美人の理由

同じように不思議なことに北海道よりも、青森よりも秋田県は日照時間が短いそうです。そのためか色白の美人が多く秋田美人と呼ばれています。しかしその秋田の中でも特に美しいと言われていたのが田沢湖周辺(角館〜田沢湖周辺)は特に雪深く、仙北美人と言われていたようです。

かまくらで鍋を食べる

その秋田も春〜秋までの祭りのシーズン以外にも雪で作った「かまくら」体験ツアー等が行われています。雪のかまくらの中で「きりたんぽ鍋」を食べるのだそうです。また雪で作った灯籠にロウソクで火を入れて観る景観はとても幻想的なのだそうです。

雪は他所から見たら魅力になっている

通常、北海道から東北は雪のシーズンはシーズンオフとしてあまり集客に対して力を入れていないように見えますが実は魅力的な部分も多く、北海道のニセコ周辺はオーストラリアから毎年雪のシーズンを狙って大量の観光客が訪れます。南半球にあるオーストラリアは真夏に積雪の多い時期に北海道に滞在することは熱くてたまらない真夏から一気に涼しい雪国への旅になるのでとても魅力的なツアーのようです。

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ターゲットをどこに絞るか?

この一連の集客について言えることはどこのターゲットに向けて集客を行なっているかに尽きます。なぜなら地吹雪等はわざわざ地元民は見ようと思わなくても常に生活に密着した風景で存在しています。なのでなんとも思わないのが当然、むしろ「何しにくるの?」くらいの勢いです。つまりは地元の情報に価値を感じていないことがそこから解ります。

対してわざわざ旅行に来る観光客はその風景やイベントが珍しい、地元では全く見ることが出来ないような経験を求めてやって来るわけです。いかにしてそのターゲットに向けて情報を流しているのか?と言うことになると思うのです。

オリンピックがあるのだから

2020年に東京オリンピックが行われます。東京には世界中からスポーツの祭典を見に観光客が集まって来ます。そのチャンスに地元をPRしない手はありません。どの国の人が自分たちのふるさとに大きな魅力を感じるであろうか?を今のうちから検討しておく必要があると思いませんか?

About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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