ふるさとRe:Boot研究所

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「けったくりの色」地域ごとの流行について

約3分
「けったくりの色」地域ごとの流行について

地域ごとに流行なんてあるのだろうか?

 

本日は地域限定の流行についてです。

以前、まだ今程ミニバンが流行していない時代にとある自動車メーカーのミニバンに乗っていることを当時の知り合いの福岡に住む女性に話したことがありました。割と普通に車に乗っている子だったのですぐに解るかと思いきや、これが全然通じない。名前を聞いてもどんな車か想像つかないと言うのです。仕方がないのでネット上でその車のサイトを探し出しリンクを送ったところ「あーミニバンね」とやっと腑に落ちた様子。関東ではとてもよく見かけていた車だっただけにその反応は衝撃的なものがありました。

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おそらく推測ですがその当時に福岡はセダン型の車が流行していたのでしょう。またはワンボックスか。ミニバンと言うのはアメリカでの流行の煽りを受けて日本でも販売し始めた経緯があるのでその文化はまだ福岡には浸透していない時期だったのではないかと思います。(今は普通に福岡でもたくさんミニバンを見かけますよね)

女子高生の地域限定トレンド

同じようなケースだと日本で一番ミニスカートの女子高生が多いと言われているのが新潟県です。しかし実際にメジャーを持って計測させてもらったところ、大してスカートは短くなかったと言います。しかし他のエリアとは明らかに違う流行があったそうです。それは靴下の長さ。20世紀の終わり頃からルーズソックスに代表されるように女子高生の靴下は膝下直下からの長いものが流行っていました。

原因は意外な理由

ところが新潟ではその靴下の長さがふくらはぎの真ん中当たりまでしかないのです。今ではくるぶし少し上くらいになっていると思います。つまりは素足の露出面積が多いのです。その結果足が長く見えてミニスカートが特別短く見えると言うことのようでした。しかしこの傾向も昨年当たりからのくるぶしソックスの流行が出てくるまでは新潟限定の珍しい流行でした。

「けったくり」とは自転車のこと

今回特に面白い地域限定の流行はと言えば佐賀県。
佐賀県の自転車はとてもカラフルなんだそうです。通常の都道府県では5色~6色程度のバリエーションしかないところを佐賀県は12色ものカラーがあるそう。しかも当初は自転車には存在しない色を差が限定で特注してまでバリエーションを出していたと言います。佐賀平野の平坦さもあってあっという間にそのカラフルな自転車は広まって行き、結果として地域限定の流行になって行ったと言うことのようです。

時代は地方から都会へ?

以前は流行とは都会から生まれて地方に派生するものでした。例えばクレープとかラーメンとかみんな地方であっても都市部から生まれて広まって行く形がとても多かったと思います。それが今では地域限定の流行から始まり、気付いたら都市部が真似をするような時代になって来たのかもしれません。

About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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