ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

春休みは学生を駆り出すチャンス

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約3分
春休みは学生を駆り出すチャンス

春休みはもっとも可能性が高い時期かも

春爛漫の季節になって来ましたが各所で桜の開花も報告されているようですね。
入学卒業シーズンとしては本当に華やかな時期であります。

ふるさとを離れる子たち

この時期、中高生は卒業や入学を前にして地元を離れる子や地方へ進学する子たちがいます。
彼らにとっては地元で活躍するラストチャンスと言っても良い時期になるわけです。
もちろん地元や実家から進学や就職すると言う子たちにとっては今後もチャンスはたくさんあります。しかしこういう別れと出会いのシーズンは中高生にとってふるさとのために活躍する場を提供してあげるのにはまたとないチャンスになります。

アルバイトは禁止でも

基本的にアルバイトを申告なしで行なうのは禁止の学校が多いと思いますが花祭りの一環としてボランティア活動であれば学校側もNGを出しにくいですし、企業側も青田刈りの意味も含めた就活の第一歩として学生とのファーストコンタクトの場にも使えます。また都会へ進学する子たちにとっては東京にある県人会や同郷会への参加のきっかけを作る事も可能です。

都会の県人会は若手不足

実際に地方都市から東京に来ている人たちの集まりである県人会から「若い人の参加者があまりにも少ないのでなんとか若い人を参加させる方法を考えて欲しい」と依頼された事もありました。しかし事務局の協力体制なしでそれを行なうのは至難の業です。また本気で若い人たちをリクルートする覚悟がないと大学生は学校生活の楽しさに流されてあっという間に都会に染まってしまいます。その前に手を打って県人会や同郷会に参加させるしかチャンスはないと言っても過言ではないのです。

東京の物産展での活躍

ふるさととしては東京で行なわれる地方の物産展的なイベントも東京の人よりはふるさとの出身者をイベントに駆り出したいと言うのが本心でしょう。しかしそもそもの人脈のネットワークが構築されていない時期に地元出身者をアルバイトやボランティアで集結させるのは本当にムリがあります。そのためには事前にふるさとの出身者を知っておく必要もありますし、地元と東京へ進学する学生の実数調査を行えるシステムが必要だと思います。そこで春祭りを活かしたボランティアスタッフとしての学生投入を呼びかけるわけです。

地元の有志の方やその親類家族の方達から、その年の卒業生や新入生を紹介してもらう事も必要ですし場合によっては学校側の協力も必要になるかもしれません。しかしそこで培った人脈はその学生たちの就職まで活かせるきっかけになりますし良い伝統となれば毎年新入生をリクルートする事も出来るわけです。

今後の地方はそう言った地元と東京の一体感のある連絡網を作り上げる必要がある時代に入って来ていると思います。

About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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