
近未来型地域の広報
これはいつも私が提案するお話ですが地方は情報があまりありません。隣の家の財布の在処が解るくらい情報がありません。(それだけ知られてしまっていると言う言い方が出来ます)なので情報は常に欠乏している反面、それが寂れる原因とされているわけです。
要するにネタ元がないと言う事ですね。しかしこれはどこのエリアにも言える事でありまして有利不利はありません。強いて言うなら都会は人口が多いから情報も多く、発信者も受信者も多いのでネタ元も配信先にも困らないと言えると思います。しかし同じような情報も多いし多くの人に埋もれてしまいせっかくの情報が全然露出出来ないと言うことがあります。
未来の人口
ここで受信者の人口を考えてみますと、現在の日本の人口が1億1千万から1億2千万程度です。これが2050年までに8千万人まで落ち込むと言われています。対して世界の人口は現在71億人から72億人程度と言われています。これが2050年までに100億人を超えると言われています。これが食糧難を引き起こすと言われている理由です。
ここから解る事があります。それは誰に向けて広報を行なうかと言う事です。どう考えても日本国内をターゲットにする事は効率が悪い事は明白です。人口は減っていくのに国内の配信量を増やしたところで効果が上がるとは思えません。(広報するなと言う事ではありません。効率を考えた時バランスを考慮した方が良いと言う意味です)どう考えても世界に向けて配信した方が良いのは明白なのです。
さらに言うなら誰が配信するかと言う事です。これは情報伝達効率の問題になりますが、噂の伝達する早さは高校生を中心に小中学校生〜社会人2〜3年が一番早いのです。
若い人を活躍させる
では10代〜20代に広報させるとしてもどんな人が向いているのか?と言う事になりますが噂を流れる速度を考えてみましょう。それは明らかに女性です。女性を中心とした情報伝達を行なう事でスピードが速く出来るのです。ネット時代、今ならTwitterやインスタグラム、Facebook等でしょうが10代〜20代の女性の広報能力を使うことで周辺市町村より頭一つ飛び出せる事になると思います。
都会はその地域の情報を欲しているのか?
また、ネット以外の情報伝達が一番効率的なエリアはどこか?と考えるとどう考えても地元の寒村エリアでは効率が悪い事が見えて来ます。そこで都会へ出る事になるわけです。都会へ出て勝ち目があるかないかを考える時、旅行代理店への視察をおススメします。都心のターミナル駅にある旅行代理店へ行って旅行のパンフレットの数を数えます。その数が多ければ都心での広報は難しいものになります。情報はたくさんあるのに集客が上手く行ってないと言う事になりますから。逆にパンフレットの数が少なければ情報がないから観光客誘致が進んでいないだけなので都心でのPRは効果的になると言う事になります。