ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

ふるさとの伝統の守り方

約3分
ふるさとの伝統の守り方

金沢大学の学生らの挑戦

石川県の金沢大学生らが石川トランプを発売しました。全員県外出身でありながら母校のある石川県に対して遊びながら石川の魅力を楽しんで知ってもらうために発売したと言います。

少し前に紹介した「地方は活性化するか否か?」の作者である「こばやしたけし」先生も当初秋田県の秋田弁を受験生が使う単語カードにして販売していました。とても面白い試みでふるさとの若者以外にも他府県から見てもとても楽しい方言が並んでいて興味深い試みでした。ああいった試みから若い子たちが日常会話にさりげなく方言を組み込めるようになるといいですね。

オリンピック対策

今でも様々な地域で方言カルタや方言とランプが販売されていますが変わったものだとLINEのスタンプの方言版等があります。これはかなり面白い試みだと思ってみています。なぜなら最近のLINEスタンプは動きがあったり声が出たりします。これを東京オリンピック、パラリンピックに合わせて多言語化して販売するのも良いのではないかと考えています。

あとは美人時計などもいいですね。ご存じない方はぜひ検索してみてください。さまざまな地域の美女が時計を持って時間を教えてくれる光景はデスクトップからスマホの待ち受けまで作られているとの事でこれも地域版にリメイク出来るケースではないかと思っています。

ソフト面での充実化

これらのことに共通して言いえる事は何かと言えば「ソフト面での充実」と言うことです。また出演者、顔出しもそうですが声の出演等も地元民が行なえばコストも安いですし話題性にもなります。また学生たちにとっていい思い出にもなりますから出演希望者も多く見込めると思います。それをネット上や道の駅、または普通の鉄道の駅にQRコード入りのポスターを貼ってPRすれば旅行客のみならず地元民にとっても楽しい規格になると思います。

少し前にゆるキャラが流行った頃スタンプもかなり作られました。しかし惜しいのは作ったきりなことです。ゆるキャラスタンプを作ったのであれば、そのキャラ名でTwitterのアカウントをとりbotで地元の良いところをつぶやかせればスタンプも有名になりますし地元の知名度も上がります。マルチリンガルの翻訳を付けたスタンプなら海外でも話題になるでしょうし、それこそ東京オリンピック対策にもなります。

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これらすべてのものが「ソフト面」での充実なのです。箱物行政のように経済効果が見込めなかったら税金をドブに捨てて民間に払い下げる必要もなく、コストも極めて少なくする事が可能な企画ではありませんか?

本来のちいきおこしも効率や結果を重視したものに変わっていくと思われます。

About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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