ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

鯉のぼり

約3分
鯉のぼり


親戚家族間のイベントから地域のイベントへ

最近では庭先に超巨大な鯉のぼりを上げる家は数少なくなって来ました。以前は端午の節句の旅に庭に大穴を開けて杭を立ててぜんちょう数mの鯉のぼりを上げる家もありましたが、近年は地方に限られて来ています。

代わりに都心部に近いエリアは川幅を利用して中小の鯉のぼりを地域で上げると言う活動に変わって来ています。これは場所を間違えなければ確実に観光資源になる選択ですし地域の子供たち全体で鯉のぼりを楽しもうと言うイベントに変わって来ていると言えるでしょう。

お雛様もみんなで

同様に3月の桃の節句もお雛様を集めて大きな会場で陳列すると言うイベントに変わって来ています。旧来なら親戚筋が本家に集まり本家のお雛様を前にお祝いをしたものですがそれも核家族化に伴いどこかの会場に集めてお祭りしようという形になって来ていますね。また歴史的に伝統のあるエリアは流し雛まで一緒にやりませんか?と観光誘致しているところもあります。

この選択ってクリスマスツリーや七夕でも同じ事が出来るわけです。七夕等は「願い事」を書いて飾る習慣もありますから大きな竹であればあるほど話題性もありますし人も集まります。また竹は成長が早いので切り出しをするから分けて欲しいと言えばくれる農家も多いでしょう。比較的やりやすいイベントであると思います。

クリスマスには

海外ですとニューヨークにはクリスマスになると巨大ツリーが姿を見せます。日本でもありますがさすがに全長数十mはなかなかありません。代わりに自然に生えている天然のモミの木をライトアップするようなイベントは行われていますね。

鯉のぼりだけではなく

話を戻して、鯉のぼりは川だけではなく谷間を縦断する形でも上げられている事があります。これはもう新緑を背景に立派なイベントとして行なわれていると言っても過言ではありません。ただし話題作りは少し物足りないかもしれませんね。例えば柏餅をみんなで作るとか、身長の高さを記録出来る壁のようなものを設置するだけでも家族に取っては思い出になりますし子供の成長も楽しめると思うのです。五月晴れの下身長をマジックで記録し柏餅を作って食べて鯉のぼりを眺める。核家族に取っては十分季節を堪能出来るイベントになると思いませんか?

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こういった企画は旧来家族や親戚で行なっていたお祭りを地域全体でやりませんか?と言う提案になります。そしてそのイベントに周辺市町村の人たちを招いて行なえばかなりの話題性になるわけですし、そこから始まる地域おこしに繋がっていくと思うのです。

About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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