ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

花祭り

約3分
花祭り

春の始まり

梅から桜へと花真っ盛りの春になりましたがこれからのシーズン徐々にお祭りが増えて来ますね。
そもそもは花見から始まるところですが昨今ではそれに伴うイベントが増加しています。

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梅のシーズンはまだ地面に座るのは寒いのでそぞろ歩きながら花を愛でる状況ですが桜のシーズンになるともうレジャーシートをあちこちに敷いて華やかな宴会になります。

気持ちと気温の関係

 

ここから解る事は気温と気持ちがリンクしていると言う事。暖かければ気持ちは浮かれ、寒ければ気持ちは落ち着くのはお解りでしょう。同様に夏はやはり暑いので気持ちは弾ける方向へ向かい秋から徐々にまだ穏やかさを取り戻すわけですね。

気持ちと気温がリンクしないケース

ところで世の中には寒中水泳なるものがあります。極端な例だと正月の松の内に海へ飛び込むなんて言うのもありますよね。あれって気持ちと気温がリンクしていないじゃないか?と仰る方もおおいでしょうね。

つまり気温と気持ちのリンクを断ち切ってまで気持ちをハイな状態に持っていってるわけです。そうすると不思議と風もひかないと言う事になります。これを祭りに持ち込んだケースが多々あります。

例えば阿波踊り。もう「踊る阿呆に見る阿呆」とばかりに踊り狂う事で季節感を飛び越えます。今でこそキレイに踊ることにこだわりが注目される時代になりましたが昔はお酒を大量に飲んで何やってんだか解らないくらいのレベルで踊り狂っていた事は容易に想像がつきます。

似た光景が20世紀の頃にありました

バブル全盛期に都内にあったディスコですね。ジュリアナ東京と言えば今でもご存知の方も結構いらっしゃると思います。毎週末に踊り狂ってストレスを発散する光景はある意味一つのシャーマニズムさえ感じるほどでした。しかしあれも気温を伴った季節感と気持ちのリンクを見事にぶった切った例ですね。

春には春の踊り

話を戻すと、花祭りの頃はうららかな小春日和なのでスピードが速い暴れるような踊りはありません。半ばつぼみの枝を片手に優雅に舞い踊るような姿ですね。同じように秋の祭りでの踊りも春のような艶やかさはありませんが季節感のある穏やかな踊りが多いですね。春の穏やかな優しげな踊りでも踊りを見る事で春を感じる事が出来る。春を待つ祭りとも言えるかもしれません。

楽しめる踊りを

踊り一つで祭りを盛り上げる事も出来れば、寂れたイベントにする事も可能です。少し前に話した「超高速マイムマイム」も同じです。季節感と気持ちをぶった切った踊りも良いですし、季節感と見事にリンクした踊りも良いでしょう。もしかすると寂れかけていたイベントが輝いくのはほんの小さな踊りからかもしれません。

About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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