ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

スタンプラリー

約3分
スタンプラリー


よく見る駅の風景

駅にはたまにスタンプラリーがありますね。鉄道会社のイベントなんでしょうか?周遊券とセットだったりします。あれって人間の本能で集め始めるとコンプリートしたがるものなんですよね。

あのスタンプラリーの概念を名所旧跡に持ち込んだのが御朱印帳です。

温泉手形

これ非常に応用範囲が広いことにお気付きでしょうか?と言うのも黒川温泉で有名な温泉手形というのがあります。各温泉旅館の自慢の温泉に自由に入れる手形を販売しているわけです。元々宿泊先の温泉しか入りたくない人は温泉手形は買わないでしょう。なので2つ以上のお風呂に入る人が対象です。その人たちが2つ目の温泉に入るとなぜか全てをコンプリートしたくなると言うわけです。もしコンプリートしたらなにかお土産をプレゼントする。これってシンプルだけど解りやすい集客ですよね。

ライバルはいない方が良い?いた方が良い?

 

よく同業他社が多いビジネスには参入するなと言います。しかし横浜の中華街あたりだと「集まっているから儲かるんだ」と言います。どちらが本当かはやってみなければ解りませんが確実に言える事はライバルがいなければいないなりの戦略と、ライバルがいるならいるなりの戦略があると言う事です。

スタンプラリーや温泉手形はまさにこの「ライバルが集まっている」ケースに当たります。先月に書いた横須賀海自カレーも同じパターンですね。しかもさまざまな味があり、カレーマニアも海自マニアも両方に訴求出来るマーケティング。素晴らしいですね。またそれと前後してドル街横須賀のように円建てでもドル建てでも集客出来るようなイベントを行うのもスタンプラリーの効果を倍増する方法であると思います。

 

他にも産学協同が最近流行していますが、県内の農業高校の生産品をスタンプラリー的に集めるキャンペーンを開いたり、道の駅のスタンプラリーをやったりするのも良いでしょう。県内の同一生産品を食べ回り買い回りすると集まるスランプラリーとかも面白いですね。こう言った試みは試したもの勝ちです。むしろ早い者勝ちなので早くやった方が良いと言う事になります。

スポンサーリンク

余り物や格安の農作物や魚介類を集める→二次加工して販売出来る体勢を整える→イベントのプレミアムとしてプレゼントしつつ販売も行なう計画を立てる→プレスリリース!!と言った流れです。

このパターンは一度当たると恒例化するのでとても効率のいい方法です。またキャッシュポイントも初期投資が少なければリスクも少なく毎年開催も負担は少ない事になりますから長年続けるにはとても理想的なイベントに出来るはずです。

About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

Leave A Reply

*
*
* (公開されません)

CAPTCHA


スポンサーリンク

スポンサーリンク