ふるさとRe:Boot研究所

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東京オリンピックと言う節目

約3分
東京オリンピックと言う節目


準備不足なままの地方

2020年東京オリンピックが開かれます。それに伴い東京都内の案内は英語、中国語、ハングルとマルチリンガル化されていっています。対して地方はターミナル駅やターミナルエアポート以外はまだ対応し切れていないと言う状態だと思います。

ネット後進国

日本は国民の大半がスマホを持ち、地方は車は1人に一台。テレビすら1人一台に近いと言われている状況にありながらネットは実は後進国と言われています。理由は回線速度の遅さ、そして中継局の少なさが原因とされています。確かに携帯キャリアは3社あれど会社により地方は繋がりやすかったり繋がりにくかったり。また都心部も通勤ラッシュ時には異常に回線速度が遅くなったりするのであながちその意見もウソではない状況になっています。

対して海外はwifiが発達しており、固定電話を使った高速回線を無料wifiで使えるようにしている事が多くてそれに伴った月額の使用料も低めに設定されています。なので低速、エリア外が多いネットに多額の料金を支払う日本人の感性が解らんと言う声もあるようですね。

外国人を誘致するなら

これ、なにが言いたいのかと言えば東京オリンピックに来日した外国人観光客をどうやって地方の観光に引っ張っていくか?がとても重要なのに対策を持っている地域は極めて少ないと言う事を意味しています。ネット環境が宜しくないのであれば地図アプリやグルメ案内等はオフラインでも使える設定が必要ですし各々のエリアで明確な外国語対応を表示しなければ東京オリンピックにらいにしてもそこから地方へは誰も来なくなってしまう可能性が濃厚であると言う事です。

イスラム料理

数年前ハラール料理の対策セミナーがかなり流行しました。ハラールとはイスラム圏の宗教的道義乗っ取った食事でその原料も厳格なルールに基づいた栽培と加工が必要な日本人から見るとかなり難しい料理です。しかし数年前からその対応に追われていた業界としてはかなり早めに対策を施し、いまではほぼ万全と言っても良い状況なのではないかと思います。つまりハラール料理を出す店はイスラム圏の言葉と案内を持ってお客様をお迎えする準備とそのお店がどこにあるか?マップまで作られていると思って間違いないと言う事です。

何の準備も無いまま

地方でそこまでを想定する必要はあるのか?と言う疑問は残りますが案内板1枚無いところにマップが存在するはずも無く、そこに外国人観光客を誘致するのは至難の業であると言わざる負えません。

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そのままの惰性で東京オリンピックが終わったらどうなるのか?想像するのも恐ろしいですね。

今からでも遅くないのでマルチリンガルのブログをご用意する事をおススメします。

About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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