ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

お雑煮コンテスト

約3分
お雑煮コンテスト

お正月前の企画

以前、とあるメディアで実験した企画です。市町村合併で一つになったエリアの各地区で特徴あるお雑煮を作り比べてメディアで紹介した事がありました。見開きのページに合計6種類のお雑煮が地元のおばちゃんたちの顔写真入りで紹介されると言う企画でした。もちろんおばちゃんたちは各地区を代表するいわば地元の顔とも言える女性たち。盛り上がりに一躍を担ってくれていました。

市町村合併の影響

6町村が合併して一つの市になったそのエリアはお雑煮の種類も特徴的で各地区異なる味付けや具材だった事が解りました。ある地区はエビを入れたり、別の地区では椎茸が入っていたりして作る方も楽しかったですがその色とりどりのお雑煮に思わず「美味しそう」と言う言葉がライターたちからこぼれたのを記憶しています。

 

たったお雑煮一つなのにまとめて特集するだけで話題性も増しますし、みんな自分の地区以外のお雑煮をまじまじと見る経験等は少ないようでかなり盛り上がりを見せていました。

意外と知らない近隣市町村の特色

やはり自分の地区以外のお雑煮は物珍しいようで作り方を教え合ったり味付けの違いを話したりコミュニケーションの一端としてもかなりの可能性があると思うイベントでした。

バリエーションを考えてみる

ここから考えられる事はこのお雑煮を高校生に教えて高校生同士が違う地区のお雑煮を味見し合うと言う企画です。今時、高校生も男女混合で構わないと思います。おばあちゃんやお母さんから地元の特徴あるお雑煮を習って、そのお雑煮をみんなの前で公表する。そしてみんなで味見をする。これって結構楽しいと思いませんか?原料をどこで手に入れたのか?隣のおじさんからもらった里芋とか、親戚のおばさんからもらった卵とかストーリーを書いて、どんな味付けが上手な味付けなのか?どんな見た目が美味しそうなのか?高校生ならではの価値観で話し合う姿も地元愛が感じられて良いイベントになると思うのです。また家族に試食してもらい、動画をアップするのもいいですね。

コンテストにしてみる

同時に全国からさまざまなお雑煮を募集して作り比べる。高校生同士だったら作る段階からしてお祭りですね。そして新しい創作お雑煮を作る。これも楽しいと思います。

最終的にはどのお雑煮が一番おいしかったか?投票です。今ならネットで人気投票も可能ですから広報能力さえ高ければかなりの投票が得られるのではないでしょうか?またスポンサーでお醤油屋さんとかお味噌屋さんとかが付けば景品も出せるでしょうし、投票者から抽選で調味料セットとかプレゼントすればメディアでしたら視聴者や読者も増える事間違いありません。

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About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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