ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

誰がやるのか?

約3分
誰がやるのか?

リーダーの影響力

先日スーパーマーケットトレードショーを見学して思った事を書きます。

各市町村や中小を含めた起業の数々が本当に素晴らしい製品を開発し製造を行なっていました。またそれは健康を増進するものであったり体質を改善する可能性を秘めたりしたものもありました。

オシャレな名前やカワイイ名前、地元を意識したネーミング等、様々なアイディアが盛り込まれた発表が行なわれ試食の数々が並ぶ見事な光景でありました。

実は私が最も興味を持ってみていたのはその商品の開発ストーリーでありました。どんなところからアイディアを導き、どのように暖めどんな風に形にしていったのか?そこに最も興味がありました。

JA青年部の活動

実はJA青年部は全国規模で年に一回この農作物を開発するコンペを行い、全国大会を日比谷公会堂で行なっています。(私はJA会員ではありません)いわゆる開発秘話を全国規模で公開し競い合うと言う大会ですね。それぞれ各市町村から県単位でのトーナメントを勝ち残って来た青年部の雄たちが全国大会で一同相見えるわけです。各青年部の代表は決められた時間の中で自分たちが挑戦した企画についてプレゼンを行ないます。みなその地域の特色ある雰囲気のあるスライドやパワーポイント等を使い男らしさの伝わるスピーチが続きます。

それぞれ毎年その優勝者が出ますがその中で共通した部分を上げると、歴史と伝統に基づいて若い世代がその伝統に誇りを持って新しい時代に新しいアイディアを持ち込んだ企画か?が問われています。もちろん全くの新しい試みも挑戦されていますがやはり歴史と伝統を重んじる傾向が強いのは日本国民の特性かもしれません。

またその開発に伴う苦難と挑戦、そしてその克服を克明に語れる代表の技量もさることながら地元の応援や子供たちの応援等さまざまな背景も交えて語られるストーリーは時に涙と時に笑いを交えた素晴らしいものとなっています。

注目されるためのヒント

私がこのストーリーの中に欲しいなーと思った事は「誰がやるのか?」と言うことです。例えば高校生や中学生だったり、お年寄りだったり、婦人部だったりと言う特異性のある人選がストーリーを大きく動かすような気がするのです。例えば高校生が開発ならその高校生はラジオや新聞に出るでしょうし、それをきっかけに流通の世界を学ぶ事になったりするでしょう。

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一個人の成長も含めて誰が何をするのか?まちおこしには今、そう言うストーリーの明確さが求められているような気がしてなりません。

About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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