ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

ビルゲイツの錬金術

約3分
ビルゲイツの錬金術

 

コンピューター業界の巨人の言った事

錬金術と呼べるほどの事ではないと思うのですが。笑

とあるサイトに掲載されていたのでそのお話をご紹介します。

ビルゲイツが「もし資産が全くなかったらなにからビジネスを始めますか?」と言う質問に対して答えた話です。

それは意外な答えだった

それは鶏卵を2個買うのだそうです。そしてその卵が孵るまで大切に暖め、雛が生まれたらそれを大きくするのだそうです。エサは生活を切り詰めて与えて育てると書かれていました。(その段階で「飯代削れるほど豊かじゃねーよ」と言うヤジコメが入っていたとのこと)

その紹介をしてくれた記事には「ニワトリはエサはなんでもよく、お茶の出し殻でも食べてしまう。なので極論飯代を削ると言うより食い残しで充分だ」と書かれていました。

少しずつ増やすとある日突然

そして雛が大人になる頃、新しく卵を産みます。その卵をまた暖めて雛に孵す。これを繰り返していくと最初は一羽二羽でしょうが段々と増えていって最後は大養鶏場になると言う展開です。おそらく、その過程で卵が売れたり鶏肉が売れたりするでしょうから成長曲線はある一定の臨界点より飛躍的に向上すると思われます。

もしもお金が全然ないビジネスをするなら?と考える事があって「ニワトリから始める」と読者の方がいらしたらあなたの思考回路はビルゲイツと同じ億万長者が考えるものに等しいと言えますね。笑

センスは農家にこそある

実際、こう言ったビジネスモデルは農業出身者の方が理解しやすいと思われます。そもそも実験農場で試した事が農地に当てはまるかどうかを確かめないと大量生産には向きません。また他の生産物もありますから一気に当たらし品種に乗り換えるのもリスクがあります。なので少しずつ切り替えていくために小さく始めて大きく育てる方策は決して侮れないものがあります。

リスクがないとは言わないが

鳥インフルエンザが起こったらどうするの?とか言う話はさておき、こういった価値観をふるさとを復興する際に考える必要があります。なぜなら箱物行政や公共事業と言うものは好景気をもたらしたとしても一過性のものに過ぎません。10年後民間に払い下げられる前提のものを大手を振って建設するより10年後年商10億円を越えられる100万円の投資をしませんか?と言う事ですね。

確実に始まっているその動き

今、私が相談に乗っているとあるエリアは一度生産が減少し尽くした農作物を復興させようと言う動きが出ています。日本と言う国自体がその農作物を完全に輸入に依存している農作物です。もちろん汎用性が高く様々な二次加工品が作れるものを選びました。また地元の農業系の学校にも依頼して更なる生産力アップのための試験も行う予定になっています。

10年後に処分するのではなく、10年後に年商が100倍になるものを生産しましょう。

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About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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