ふるさとRe:Boot研究所

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農業の未来

約3分
農業の未来

復興対策としての水耕栽培

今日は水耕栽培の実験プラントの話を聞きにいきました。311以降、津波のあったエリアは復興として水耕栽培のプラントが数多く建てられたようですが日本国内はなかなか難しいようですね。

土地は下落

それもそのはず日本は人口減で土地の値段が緩やかに下落していくので地方から地価が下がっていきます。それに対して都心部はなかなか下がっていかないはずなのですが緑地化の条例もあって予想以上に緑地も多いのです。そこに来て都心部にお住まいの方達は自宅で水耕栽培等と言う事になればますます地方の農業は衰退してしまう可能性を秘めているわけでして。

海外でのマーケット

と言う事で今回聞いた話は日本の技術を海外に持っていって人件費激安、土地激安、環境劣悪にも関わらず利益率が抜群に高い水耕栽培を行なっている人のお話です。場所は某国と言う事にしておきますが東アジアの中では最も発展していない国と思って頂いて構いません。宗教的には最先端かもしれません。笑

そこにはゴミの山が普通にあり、それはそれは劣悪な環境で空芯菜とか作っているわけです。そこにキレイな水を使ってLEDと醗酵技術を投入した水耕栽培プラントを作り葉物野菜を作っているのです。

地元の高級ホテル向けの野菜で100gあたり200円だそうで(卸値)当然生産国の一般人は食べられません。高すぎますから。でも生産している会社は日本法人ですが従業員割引もあるようで働いている人は喜んでいるようですね。

日本で行なうには?

この形を日本で行なうには少し時間が必要かもしれません。そもそもJAがとても強固な組織ですし直販ルートを造るとしても販売網が必要です。無農薬野菜を作っていて家族が自殺したなんて話もあるのでオーガニック野菜の販売会社はアテになりません。そんなことから個人向け家庭用水耕栽培を考えてみるのが今のところ最適なのかもしれませんね。

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海外の場合の収支は?

ちなみに某国のプラントは80坪の土地に多層式のプラントを作り毎日80KGの野菜を1年365日生産し続けているとの事です。毎月に直して2.4トン。卸値に換算して毎月480万円。もう大金持ちを越えて財閥レベルの収益ですね。一般人は200円の葉物野菜が食べられないのですから。

小さく始めるにはいい方法では?

日本だと東北とかで農業が閑散期には良いのかもしれません。もちろん家庭用がメインで大型プラントを投入するにはやはり復興費用等の補助があるエリアに限られると思います。

しかし都心部のマンションでも葉物野菜だけは自家製で賄えるとなればやる価値は高いのではないでしょうか?女子大生や女子高生が学校内で作った野菜を販売したりしたらそれはそれで売れまくるような気がしますね。笑

About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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