ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

全ては情報発信から始まる

約3分
全ては情報発信から始まる

高校生の活動

このところ、とある地方の高校生が地元の祭りを特集した観光ガイドのようなものを手作りして観光客を案内すると言うイベントの手伝いをしていました。

観光ガイド

その観光ガイドのようなものは手作りのしおり(小中学校の遠足や修学旅行で配られましたよね?)のような作りなのです。A3を特殊な折り方をすると8ページのしおりが作れます。その各ページに地元の名所旧跡を画像入りで説明しています。特筆すべき事は英語版があり、そのしおり自体が本来外国人ターゲットに作られている事です。地元の皆さんにも活動を知ってもらうPRのために日本語版も作成しますが基本的には英語版がメインの目的なのです。

今時、スポンサーもとらずに手作りでしおりを作り観光案内を英語で買って出る。高校生らしい高校生ならではの活動がとても素晴らしいと思いました。

在籍校が異なる高校生7名と大人サポートチームとしてボランティアで先生が2名と女子大生が1名。そのPRもラジオや新聞を使い、今流行のFacebookやTwitter、インスタグラム等をふんだんに使用しての広報活動が行われました。市の協賛も取り付け祭りの最高調の最中英語で案内が行なわれる予定です。

小さな活動でも

正直なところ、この活動自体は決して大きな活動ではありません。しかし学校の枠を超えて高校生たちが集まり地元の活性化のために活動をする時、大手メディアやマスコミもそれに賛同して動いてくれると言う事です。地元のFM局もしおりの配布を手伝ってくれたり、市の観光課も案内所に設置を協力してくれました。

広報の方法は様々あります。しかし活動自体に思いあるところ、必ず賛同者と応援者が現れて大きな波を作っていく。まちおこしとはそう言うものだと思います。そのためにもまちおこしにはありとあらゆる情報発信が必要なのです。すべてはそこから始まると言っても過言ではありません。

地方は活性化するか否か

秋田のこばやしたけし先生が描かれている「地方は活性化するか否か」も元々小さな地方の高校生の活動から話が始まっています。それが政治家を巻き込み、舞台化されネットコミックが実際の文庫本として出版され大きな波に変わっていきました。そんな活動を生み出せるのも高校生ならではだと思うのです。

多くの人を巻き込んで

どんな小さな活動であっても大きく広報する。情報発信する事で大きな活動にしていく事が可能です。まちおこしを考える時、情報発信をあらゆる手段として考えた上でプロジェクトをスタートすると今までとは違った世界が広がっていくかもしれません。

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About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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