ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

流通科学大学

約3分
流通科学大学

商業イベントにて

昨日、幕張メッセで行なわれたFood Table In Japan 2017に行って来ました。これは全国のスーパーマーケットとレーソショーとこだわり食品フェアとデリカテッセントレードショー、外食Food Table 2017が合同開催されたイベントで私の目的は各地の特産品を出しているブースを見る事でした。都道府県別に設置されたブースは様々な試食と色鮮やかなデコレーション、美味しそうなサンプルが並びます。コンパニオンスタッフも地元から来た人、東京で採用になった人等、多彩なPRがされておりました。

一点大学が出展してた

特筆すべき事は大学がブースを出していた事です。神戸の流通科学大学が出展されていました。学長はダイエーの創業者中内功氏のご子息「中内潤」氏で、夢を叶える大学生活がセールスポイントとの事。ゼミ生は商品開発やプロモーション、トータルプロデュース等を手がけています。地域おこしも行なっており地元の人たちが生活を楽しめるイベントの企画等を行ない、外から人も呼び地域内も活性化するという近江商人の「三方よし」の精神が息づく活動です。

学生と言うブランドに甘んじない姿勢

その中で私が特に気に入ったお話が「地域おこしを学生がやるからと言ってボランティアではない」と言うことです。キチンと損益分岐点を出し運営を黒字にして行く事を学生の段階から考える習慣を身につけると言うのは日本のビジネス界においてとても大切な事であると思うのです。当然魅力的な商品開発もあるでしょうし、地元の協力体制を信頼関係から構築しなければなりません。また同時にそのプロジェクトを日本中に発信して行くにはどうしたらいいのか?そこまで考えてそこから先は実際に現場を見てみると言うところまでワンパッケージで体験出来ると言うのはとても貴重な授業であると考えます。また学校案内や資料も受験生向けにコミックになっていて複数冊の小冊子型のコミックを読み進めるうちに大学進学を希望するように出来ています。このあたりもマーケティングを想定した作り込みで好感が持てました。

夢を語れる学生

数名の学生さんとお話しさせて頂きましたが各自明確な夢を持ちその夢に対してどのような経験を積みたいかも言葉にして下さいました。良い機会なので名刺の裏に夢や希望を描いてもらったのですが各々個性があって素晴らしいと思いましたね。

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大学も変わって来ている

関西から来ていきなり東京のイベントで自らの大学のPRを行ないつつ、自分たちが行なったプロジェクトの説明をしてさらには自分の将来の夢を語る。自分が大学生の頃には到底真似出来なかったと思います。ドンドン実践的な授業になって来ています。
今後こう言った大学と学生が増えて行ったらきっともっと現実的に、収益性のある話題だけではない産学協同や地域おこしが行なわれて行くのではないかと思いました。私も教え子たちに学校見学をおススメしたいと思います。笑

About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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