ふるさとRe:Boot研究所

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地方で暮らしてみる

約4分
地方で暮らしてみる

移住について

まちおこしについて書いて来たこのブログですが今回、少し趣向を変えて移住に関して考えてみたいと思います。私も一昨年、昨年前半と日本国内を二拠点で生活していた時期がありました。とても参考になったのでご紹介したいと思います。もちろんすでに移住された方にとっても有益な情報になると思いますのでぜひご覧下さい。

二拠点を行き来する生活

フリーランスの方はもちろんのこと、最近では副業が認められるような企業が増えて来て派遣社員になる人も多くなりました。これは正しく生活拠点をどこにおいても構わないと言う事を意味します。東京やその近郊で生まれ育った人たちは不動産コストがとても高いと思い込んでいます。実際のところ関西へ行くだけでもかなり不動産コストが低い事が解ります。関西圏で不動産が高いのは京都くらいのものです。さらに福岡まで範囲を広げると家賃3万円台の借家からワンルームであれば2万円前後から賃貸物件があるのです。ここから解る事は賃貸物件が安ければ分譲も相応に安いと言う事ですね。言い換えれば地方に不動産を買い、首都圏付近では格安に借りれる賃貸を探すと言うのもアリだと言う事です。

実際のところ、私の友人は結婚してすぐに奥さんを沖縄に移住させて本人はシェアハウスを使い都内に勤務して月に二回、奥さんの住む沖縄に帰っていました。沖縄の賃貸が4万弱、シェアハウスが4万強で都内の家を借りるのとさほど変わらなかったと言います。かれこれ3年くらいはそう言う生活をしていたようですがその充実度はかなり高かったようです。

不動産以外のコスト

想像に容易いとは思いますがまず食費は激安です。隣の家が農作物をくれたり畑の前で農作物をどれでも百円で売っていたり、都会とは比較にならない価格です。また卵や魚介類も収穫してその日のうちに食卓に上がる新鮮さは価格と並び驚異的な魅力になると思います。私の場合、地方に行くとまず魚市場とその周辺の直販所を探します。そこで土産物を一通り見て自宅へ配送しそれから仕事に取りかかります。自宅で受取る人がいないと少し困りますがそれでも首都圏で買って食べるよりはるかに新鮮で値段も送料込で変わらないか若干安いと言うレベルです。

同じようにかかるコストで気になるのが水道代ですね。これは意外にも井戸があるエリアであれば格安です。近年上水道の民営化が進むと言われているので移住の際には気をつけたいところです。また風呂もガスと薪がありますから井戸と薪が使えるエリアだと格安の風呂代に出来ますね。同時に気になるのが夜間の暖房費ですがこれは建物が新しければ格安でしょうし(断熱が良い)古い建物であれば寒いものであると認識してもらって間違いありません。ただしホットカーペット等に依存しなくても昔ながらの「豆炭」を使うと家族四人でも一日あたり120円(月に3600円)で一晩中暖かい布団で眠れます。(布団に入らないと寒いですが)

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移動コスト

基本的に車です。でも軽自動車が主流の地方であれば高級外車に乗らなくて済む分安く上がるでしょう。今はリッターあたり20kmの燃費を誇る車もありますから夫婦であれば二台持っても都心の外車よりは安く上がる可能性が高いと思います。駅近物件であれば車すら必要なく、自転車だけでも生活は可能です。もちろんバイクとか趣味があるなら駐車場代も都心よりは安いので気軽に乗れますね。

首都圏への移動も今ではローコストLCCの航空会社が多数ありますからジェットスターやピーチエア、バニラエア、春秋航空等を利用すればかなり格安で東京往復が可能になります。

問題は仕事ですがそれはまた次回へ

About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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