ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

横須賀海自カレー

約3分

ドル街横須賀に続く企画

横須賀のネタが続きます。

昨日は横須賀で行なわれた「ドル街横須賀」のお話を紹介しました。今日はその話に少し近い形で後日同じ横須賀で行なわれた「横須賀海自カレー」のお話です。時期は2016年11月1日から2017年1月31日まで行なわれました。元々横須賀には海軍カレーなる名産品があり、そのイメージに基づく企画であった事は容易に想像がつきます。

横須賀海自カレーとは?

では一体どんな企画だったのかと言えば横須賀市内のホテルやレストラン、食堂等で海上自衛隊の艦船、隊の料理長のレシピを忠実に再現して販売したのです。海上自衛隊より正式に認定されたお店のみの販売となり、同じカレーを出している店舗は二つとありません。またカレーの名前は艦船の名前が付けられ一杯食べるとシールを貼ってもらえます。そのシールを使ったスタンプラリーになっており二枚集めると「横須賀海自カレー缶バッジ」、五枚集めると「横須賀海自カレーシール」十枚集めると「横須賀海軍カレーバラエティセット」がもらえると言うものでした。

参加プレゼントと抽選プレゼント

自衛隊とのコラボも見事なものですが全店制覇者には抽選で海上自衛隊横須賀基地見学ツアー(対象者限定:中学生以上26歳までの学生)や横須賀海上自衛隊カレーを半額で食べられるチケット、横須賀ミリタリーグッズ等もプレゼントして地元横須賀ならではのイメージ強化に役立つ企画になったと思われます。

ではその種類は?

カレーの種類は全16種類。普通に食べてもかなりのマニアでなければ食べきれない量です。また市民以外が全制覇するとなると毎週末土日に食べに来なければならないくらいの数ですね。幸いどれも個性的なカレーなので食べ飽きる感じはしませんしブログ等で紹介するにはうってつけのメニューであったと思います。また海自マニアにとっても名前が愛着のある艦船なので「今日はしらせを食べた」とか「来週はきりしまを食べようかと思うんだよね」なんて会話も出来たりして話題性も多岐に渡ったと想像出来ますね。

カレーの名称に登場する艦船

砕氷艦 しらせ  しらせ野菜カレー

潜水艦 せとしお せとしおカレー

試験艦 あすか あすかカレー

護衛艦 てるづき チーズチキンカレー

潜水艦 やえしお やえしおカレー

護衛艦 ゆうぎり ゆうぎりカレー

海上観測艦 しょうなん 季節の彩りカレー

掃海艦 はちじょう はちじょうポークカレー

掃海艇 えのしま えのしまカレー

潜水艦 うずしお チキンカレー

護衛艦 きりしま ポークカレー

潜水艦 なるしお なるしおカレー

掃海艇 はつしま ポークカレー

掃海艇 ちちじま ポークカレー

掃海艇 やえやま チキンカレー

これに加える事「横須賀潜水艦基地隊 ドミグラスカレー

公認の強み 

やはり公認と言うスタイルは強いですね。メディア的にも取り上げやすい題材になりますし地元との関係性の良さもPR出来るので海自はかなり協力的であった事が想像出来ます。また地元横須賀もその協力的なスタンスに甘んじる事なく街を上げて取り組まれた企画である事が伝わって来ます。

地方は一度は検討すべきテーマ

地方はやはり中央との兼ね合いや自衛隊や米軍との関係性がある地域が多いと思います。上手にコラボ出来たら話題性と地域の信頼度の貢献に繋がるはずですからぜひまちおこしには検討して欲しいテーマの一つですね。

About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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