ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

体験ツアーの醍醐味

約3分

楽しんでもらうだけではなく

以前、稲刈りや収穫ものの体験型ツアーはウケると記事にした事がありました。
他にも体験型ツアーがないかと考えてみると面白い事が見えて来ます。

収穫以外のツアー

例えば昔ながらの和服を虫干しする体験型ツアー。虫干し一つと言っても結構な手間になりますし地元のご老人はその手間を惜しんでドンドン和服を手放して行ってしまいます。それをみんなの手で虫干しして大切に保管しようと言うツアーです。参加費を取って地元の美味しい食事が振る舞われて虫干しの仕方まで学べるわけです。場合によってはそこに着付けの講座を併設したりするのも良いですね。

伝統を体験するツアーがあってもいい

と言う事は漬物を漬けるツアーや味噌や醤油を仕込むツアーがあっても良いわけです。もちろん田植え稲刈り芋掘りなんてあって当然と言うものでしょう。除虫菊を収穫して蚊取り線香を作るツアーとかもいいですね。終わった後は当然芋煮会やバーベキューにすれば参加者も大喜びです。

干物を買う事はあっても作る体験は珍しい

海沿いの町であれば「干物」を作る体験型ツアー。参加した人はもれなく干物が何枚かお持ち帰れると言う仕組。参加費払ってもらって働いてもらい、給料ではなく現物支給でお持ち帰って頂く。これも立派な体験ツアーです。他にも漁師の体験型ツアーも可能ですよね?底引き網やアワビやウニの収穫まで体験ツアーとして成立すると思われます。

第二のふるさとに立候補する

参加費を取ってツアーにして就労してもらう。こんな良い展開はないと思うのです。もちろんそれに見あったプレミアムも必要ですが第二のふるさと的に考えてお手伝いにお礼をする形の現物支給がとても話の納まりが良いと思います。そして「来年も来てね〜」と見送られれば参加者も「来年も来ようかな」と里帰り気分が味わえます。また参加して下さった皆さんにはご案内をかねて夏冬の暑中見舞いと年賀状を送れば親戚付き合いに近い感覚が味わえて評判になるのも間違いないでしょう。

心の絆を感じるツアーにしていくこと

単にお金をもらってみるもの見せて食べるものを食べさせて終わると言う時代ではないのです。それよりももっと深い、人間的な付合いを感じさせるツアーに時代は変わって来ていると思います。同時にネットでの配信や告知も可能ですがそれと平行して三次元の手紙のやり取りや連絡を送り合う形もこれから重視される時代になるはずです。それが上手なエリアは第二のふるさととしてリピーターが増えたりふるさと納税が増えて行く時代に入って来ていると思います。自分の田舎は自分で選べる時代には言って来ているとも言えるかもしれません。

About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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