ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

プレスリリースは必須

約3分

舞い込む悲しい報告

「よく新製品を作りました!!」とか「新製品を開発しました」
「でも売れません」なんて報告をもらうことがあります。

確かにいい製品なのになぜか売れていない。販売努力が売り上げに反映されていないのです。
よく聞いてみるとその製品、開発段階や原材料などの情報がバッサリと抜け落ちています。「◯◯の名産地だから原産地はわかるだろう」とか「この仕事を50年やってる農家が作ってるのだから味は間違いないのは当然だ」と思って大切なことを忘れてしまっているわけです。

何を売っているのか?

お客様はストーリーを買います。なぜその製品が秀逸なの?なぜその家から買わなくてはいけないの?なぜ今までの中で今この瞬間に買わなくてはいけないの?全てに理由が必要なのです。

キャチコピーの段階ですでに死んでいる!!

開発もいいおっさんが「昔からこれで食べていて美味いから」では理由になりません。「年若い娘さんが頑固親父と喧嘩して泣きながら作り出し、やっと父親が認めてくれた味」と比較したらもうキャッチコピーの段階で勝負はついています。

このストーリー性を原料の生産から収穫、二次加工から流通販売まで持ち出されたらもう勝ち目はありません。よほどのミラクルを生み出さない限り逆転は難しいことになります。どこかの国立研究所が開発した国際特許を出願しているとか、芸能人の〜さんたちが多数ファンになっていて無料で広報してくれているとか話題性の規模が異なってきます。

当たり前の出来事がストーリーに変わる

よく考えて欲しいのですが父親と娘の葛藤なんて世の中的には珍しいことではありません。時期が来れば普通に反抗期がありますから。また仕事上のトラブルも同様にトラブルがない仕事なんてありません。配送のトラブル、梱包ミスなんて日常茶飯事ですよね?それらは単なるトラブルではありません。ストーリーを考える上での素晴らしい原案なのです。言い換えればその全てがストーリーになりうると言う事なのですね。

どうやってストーリーにするの?

さて当たり前に巻き起こるトラブルを広報に生かせるのかどうかは、それをきちんと記録しているかどうか?から始まります。そしてそのトラブルを世間に公表する勇気が持てるか?という事ですね。文章にできても自分の声はダメとか顔出しNGとか色々な制約がありますが、その中にあってトラブルを公表できる人だけが世間を感動させるストーリーが描けるのです。

ストーリーがあっても見てもらわなければ意味がない

また同時にどんなに感動的なストーリーでも誰にも見られなければ意味はありません。むしろ積極的に恥をさらす必要があるわけです。そのためにもプレスリリースは必須です。またそのプレスリリースの書き方も大変重要になってきます。

プレスリリースはメディアに対するラブレターのようなものなのです。

About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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