ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

目に見えない集客力

約3分

観光地での必勝集客

伊勢のおかげ横丁のお茶屋さんは真冬でも扇風機を回しています。なぜか通路である表の通りに向けてです。しかもお茶を立てたり、お茶っぱを煎る機械をその扇風機の目の前に置いています。つまりお茶の匂いを通り側に向けて流しているわけです。
これ以上の集客力はありませんね。お茶は食前食後にも飲みますから他店で食事をされた後の観光客も躊躇なく足を止めるわけです。匂いの力は本当に強力です。

例えば和服の女性の後ろ姿を見ていい香りがする女性と無臭の女性でどちらがモテそうな気がしますか?

「匂い」が人を惹き付ける実験

香りの力は強大です。以前テレビで行った実験で女性に男性の体臭をチェックしてもらう試みがありました。全員入浴済みの男性の胸板の匂いを嗅いでいただいて誰が一番いい匂いか?というのを確認したそうです。すると面白いことがわかってきました。

不思議なことにその実験には偏差がありました。ルックスで差が出ないように顔を隠してあるにも関わらず特定の男性に「いい匂い」を投票する女性が多くいたということです。対して同じ実験を男性にも行ったところ(男性が男性の胸板の匂いをチェックしたわけです。あまり参加したくありませんが。笑)男性は全くその差を見分けられなかったそうです。(良し悪し以前に匂い自体を嗅ぎ分けられなかったのです)

では多くのその偏差の原因はなんだったのか?という問題を調べるとそこには男性の仕事の違いがありました。多くの女性が「いい匂い」といった男性の職業は全員「命を賭けた職業の人」だったのです。「スタントマン」「消防署員」「高所作業員」などです。逆に得票数が少なかった男性の職業は「プログラマー」「事務職」「販売員」などです。

怖い真実

これをビジネスに想定し直すととても怖いデータが成立してしまいます。男性は物を売る際に女性には勝てないということです。
もしかすると女性はその匂いの部分も含めて物を買うか買わないかと決めている部分が多分にあるのかもしれないということなのです。そして同じ女性であればその見分けがつき、男性であればその見分けがつかないということになりますよね。

特殊センサー?

これはあくまでも推測ですが男性にも女性に対して同じような匂いのセンサーがあるのかもしれません。ですが今の所男性は視覚的な反応「美しい」とか「可愛い」とかの反応の方が圧倒的に興味を惹かれているようです。

もし食べ物を販売するまちおこしをされていて、なぜか売れないと思うことがあればもしかするとその原因は「匂い」かもしれません。

About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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